導入製品 サイボウズ ガルーン 2 | ガルーンシリーズ

株式会社 神奈川銀行

事務部長 山田 清隆氏
事務部調査役 岩田 幹夫氏

グループウェアで業務の正確性とスピードを改善! 決め手は「使いやすさ」
これまで「地域に親しまれ、信頼され、お役に立つ銀行」として、地域とともに発展を続けてきた神奈川銀行。これまで紙ベースで行われることが多かった連絡・情報共有の、安全性・正確性・スピードの向上を目指して、EIP 型グループウェア「ガルーン 2」を導入しました。
今回はその経緯や目的、効果などを事務部長の山田 清隆氏と事務部調査役の岩田 幹夫氏にお聞きしました。

導入の背景 情報共有の正確性とスピードの向上を目指して

株式会社神奈川銀行(以下、神奈川銀行)は、1953年に神奈川県内唯一の相互銀行として誕生し、1989年に普通銀行に転換。「かなぎん」の愛称で地域の人々から親しまれ、地域とともに前進を続けています。また、金融の自由化や社会構造の変化など、ダイナミックな変革が日々行われている現代にあって、多様化するお客様のニーズにも「いかに早く対応し、満足していただけるか」という努力を、経営トップからパートタイマーの行員にいたるまで、全員で徹底しておられます。

「特にお客様への対応ですね。営業店へお越しいただいたお客様をお待たせしないために、スピーディかつ正確に対応することが、今後ますます求められていくと思います」(山田氏)

それを実行していくためには、まず内部の連絡や情報共有からスピーディかつ正確に行っていく必要があります。

「これまでは連絡事項を通達したうえで、何かあった場合にはさらに電話でフォローしていました。ただ、電話だと受ける人間も限られておりますし、ときには不在ということもあります。このやり方ではスピーディかつ正確な情報伝達がなかなかできませんでした」(山田氏)

事務部長 山田 清隆氏

事務部長 山田 清隆氏

導入の決め手 他社の評判や使い勝手の良さから「ガルーン」を選定

そのため神奈川銀行は、グループウェアの導入を決断。「Notes」をはじめ、いくつか上げられていた製品候補の中から、最終的に「ガルーン 2」を選択しました。その決め手となったのは、「ガルーン」の使いやすさだったそうです。

「やはり他社の評判であるとか使い勝手の良さ、ということで決めさせていただきました。また、これまで営業店への連絡は営業店にあるパソコン宛にメールを送っていたため、その場の全行員から自由に見られる形態だったのですが、今後は管理しやすさを考慮してアカウントを行員個人に割り当てることにしたのです。そのためにも、グループウェアには誰もが簡単に操作できるような使いやすさが求められました」(岩田氏)

また、同行ではこれまで役員や部長の在席はランプの点灯で表示していましたが、今回の「ガルーン 2」の導入を機に、その方式をやめたそうです。

「これまではランプが点いていると在席、消えていると外出中というものだったのですが、これではどこへ出かけていて、いつ頃帰る予定なのか、または帰ってこないのかなどの詳細が分からず、いちいち秘書課に予定を問い合わせなくてはならないケースがありました。今回この部分を『ガルーン 2』の在席情報に取り込むことができたおかげで、電話取り次ぎなどの対応もスピーディに行えるようになりました」(山田氏)

サイボウズ社製グループウェアならではの細やかな機能も、製品選定の後押しとなりました。

事務部調査役 岩田 幹夫氏

事務部調査役 岩田 幹夫氏

導入効果 14冊 4000ページ弱の事務規定集を取り込み、スムーズな情報共有を実現

「ガルーン 2」の導入によって、神奈川銀行内の連絡や情報共有はスピーディかつ正確なものへと改善されたといいます。その大きなポイントとなったのが、14冊 4000ページ弱もある行員にとってのバイブル・事務規定集の「ガルーン」への取り込み、およびスムーズな情報共有です。

「これまでは紙ベースでしたので、何か調べたいときにも目的の情報を探すのが大変でした。しかし、今回『ガルーン 2』に取り込んだことで、検索機能によってすぐに目的の情報を確認できるようになりましたし、すぐに次の行動へと移れるようになりました。また、これまでは事務規定集に記載している情報は定期的にまとめて更新するしかなかったため、事務通達を規程集に添付する等の対応をしていましたが、今回からはリアルタイムで情報を更新できるようになりましたので、紙の事務規定集は思い切って廃棄することにしました」(山田氏)

▼同行のファイル管理のTOPメニュー。ここから各行員は必要なマニュアルを検索して活用する。
同行のファイル管理のTOPメニュー

また、金融機関であることに加え、近年の個人情報保護法施行などに配慮して、これまでは厳重なチェック体制でFAXの送信を行っていたという同行。この点についても「ガルーン 2」が課題を解消しました。

「FAXは万が一でも誤送信があってはいけませんので、営業店への通達のために FAX を送るときなども、つねに 2人でチェックして、記録を残して、間違いなく届いたかを確認していました。ただ、そこまでしても、向こうに届いたものは誰でも見えてしまうので、早急に対処が必要と考えていたのですが、『ガルーン 2』の導入でしっかりと伝えたい人間に、確実に連絡できるようになり、この問題を一気に解消することができました。そういうセキュリティ強化の点では非常に助かっています」(山田氏)

▼時系列で通達をファイル管理。こうすることで、過去の通達内容も即座に検索して確認できるように工夫した点が、利用度を高める重要なポイントとなった。
時系列で通達をファイル管理

▼掲示板の TOP メニュー画面。カテゴリごとに掲示板が用意されている。
掲示板のTOPメニュー画面

今後の展望 さらにスピーディかつ正確な連絡・情報共有の徹底を

「今までさまざまな連絡を紙ベースで配布していたところが、ファイルを一つ作ればそのまま送れるようになり、業務効率化につながっています」(岩田氏)

このように営業店側で抱えている疑問も自分たちで確認できるうえ、本部からも補足しなければいけないことが確認しやすくなり、全店で同じ方向へ進むということが徹底しやすくなったという神奈川銀行。今後、同行は行員ごとのスキルの格差を埋めていくために、なかなか使いこなせていない行員のレベルアップを図っていきたいと考えておられます。そのための施策として、業務上のマニュアルを「ガルーン 2」に取り込み、新しい質問があると随時公開し、情報を共有するようにしていくそうです。

「せっかく良いグループウェアを導入したので、まずは慣れて欲しい。そしてこちらで様子を見ながら徹底をしていきたい。なるべく早く全員がうまく使えるように、軌道に乗せたいと思っています」(山田氏)

システム概要

ご利用環境

サーバー OS Linux
Web サーバー Apache
CPU Xeon 3.4GHz
メモリ 4GB
HDD Ultra 320 SCSI

関連リンク

製品情報

サイボウズ ガルーン 2

高いスケーラビリティと使いやすさを両立。経営のPDCAサイクルを加速するエンタープライズ グループウェア

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