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| グローバルサービス事業部 IPインテグレーション部門 担当課長 山下 彰 様、佃 泰 様、関岡 利典 様 |

| 利用製品 |
「サイボウズ AG 」(20ユーザー) |
| 業種区分 |
通信業 |
| 利用者規模 |
101人未満 |
| サーバーOS |
Free BSD |
| 管理者レベル |
兼任管理者(本業の傍ら) |

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会社概要 |
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導入前の概要 |
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導入のきっかけ |
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サイボウズ導入の目的 |
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システム管理とユーザー教育 |
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サイボウズ活用法 1 |
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サイボウズ活用法 2 |
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システム |
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NTTコミュニケーションズ株式会社は、1999年7月の会社発足以来、"IP"と"グローバル"をキーワードに事業展開を行ってきた。2002年度には名実共に真の"Global IP Company"として、社会や顧客に新しい価値を届けるための取組みを進めている。同社のグローバルサービス事業部は、VERIOのグローバルIPネットワークをベースとした高付加価値サービスや高品質なマネージドネットワークサービスの提供、及びグローバルプロダクトをパッケージ化したトータルソリューションを提供する。





グローバルIP事業部が展開しているビジネスは大きく三つに分かれている。一つがIPバックボーンの提供。もう一つがホスティングサービス、そしてその他の付帯事業になる。少数精鋭で事業を展開する同事業部では、スタッフのほとんどが国内外を飛び回っているので、オフィスにいることが少ない。
「仕事の内容としては、グローバルIPコネクティビティをプロバイダー事業者にセールスしたり、ホスティングなどの業務を請け負っているので、ある意味では営業に近い業務も行っています。そのため、スタッフが社内にいても仕事にならないので、外に出ていることが多くなります」(佃様)



グローバルIPネットワークのセールスは、個々の企業や個人に販売するものではなく、プロバイダーなどの事業者が対象になる。また、ホスティング事業も個別の契約ではなく、SI事業者などにまとめて卸すような販売方式をとっている。そして、海外の関連会社の経営を見るスタッフや、香港やオーストラリアのデータセンターの運営や経営に関与するスタッフなどもいる。 不在がちなスタッフが効率よく互いの仕事を連携し合うためには、社内だけではなく社外からも閲覧できるグループウエア環境が必要だった。





「週に3日は出張で社内にいないことや、続けざまに日帰りで関西方面に出かけることは頻繁にあります。実は、社内でも全社的に利用できるスケジューラがあるのですが、出張の多いメンバーから、社外からもアクセスできるスケジューラが欲しいという要望があがったことが、「サイボウズ AG」を導入するきっかけでした」(山下担当課長)
山下氏はサイボウズの製品をかなり前から知っていた。
「たぶん、はじめにサイボウズを使い始めたのは、1996年くらいからです。社内のシステムと比較して、サイボウズは軽くて使い方が簡単だという印象を持っていました」(山下担当課長)
NTTコミュニケーションズ株式会社では、ネットワークやアプリケーションの利用に長けたスタッフがグループ間での情報交換やスケジュール調整のために、部署ごとにサイボウズ製品を導入している例が多かった。山下氏も現在の部署に移る以前は、「サイボウズ Office」シリーズを利用していた経験がある。
「実際に導入を検討しようと思って、サイボウズのホームページを開いてみたら、『サイボウズ AG』という新製品が出ることを知りました。どうせ入れるならば、最新版がいいだろうと思ってお試し版をダウンロードして使ってみることにしました」(山下担当課長)


| VERIOで社外からのアクセスをセキュアに実現する |

グローバルIP事業部が「サイボウズ AG」を導入した目的は、出張が多いスタッフが、社外からも利用できるスケジュール管理などのグループウエア環境を実現すること。そのためには、「サイボウズ AG」が外部からもアクセスできる環境を構築しなければならない。
「当事業部にはVERIOのバーチャル・プライベート・サーバー(VPS)を利用できる環境がありました。これは、NTTコミュニケーションズが買収した米国のホスティング事業者が提供しているもので、専用サーバーの「自由度」と共有サーバーの「手軽さ」とを高次元で融合した理想のUnixサーバー環境です。トリプルデータバックアップにサーバーリソースやクラッカー侵入の常時監視など、万全のセキュリティ体制を整えているので、「サイボウズ AG」のホスティングに最適だと思い、検証的な運用の意味もあって導入してみました」(佃様)
VERIO VPSはアメリカ、ヨーロッパのデータセンターに配置されたホスティング用プラットフォームである。各アカウントにGlobal IPアドレスを1つ割り当てることで、グローバルなインターネット環境からアクセスできる。インストールや設定は日本にいながらすべてリモートで行える。実際のシステムはアメリカにあるサーバーを利用し、約60ドル/月ほどの利用料で運用している。



「VPSはShared方式のサーバーと比べて、CPUやメモリなどのリソースを最大限に活用できる利点を持っています。また、通常のSharedホスティングのようにUnixのデーモンを共有することがないので、セキュリティ面でも信頼できます」(佃様)
アクセスにはHTTP-Sを利用することで、通常のアクセスよりもセキュリティを強化している。
「インストールは簡単でした。いくつかのプラットフォームへインストールしたのですが、ほとんどリターンキーを押すだけでした。VPSの場合もインストールスクリプトを数行変更するだけだったので、そんなに難しくはなかったです。普段の運用も日本からリモートで操作できるので、不便さや難解さはありません。「サイボウズ AG」はCGIの塊なので、クライアントのプラットフォームを選ばないのが利点だと評価しています。また、各種のOS用のサイボウウズも用意されていて、様々なホスティングプラットフォームが選べるのが良いと思いました」(佃様)



システムの導入は2002年の5月から試用版をインストールし、6月から正式なライセンスの購入と稼動がはじまった。
「グループへの教育は、特にしていません。以前に他のグループで使っていた人が多かったのと、「サイボウズ AG」が使いやすかったおかげで、すぐにみんなで使えるようになりました」(山下様)
ITやパソコンに慣れ親しんでいる人材が多い会社だけに、スケジュールの入力は自然に広がっていったという。最初に基本的な操作方法や「サイボウズ AG」にアクセスするためのURLアドレスなどを教えた以外は、特に社員教育をすることなく全員が日常的に「サイボウズ AG」を使い込むようになった。




サイボウズの情報を出先や出張先のホテルから確認したい。それは多くのサイボウズ利用者が願うこと。しかし、外部からアクセスできるWebサーバーは常にセキュリティ上の脅威にさらされているため、多くのネットワーク管理者は外部からのアクセスを禁止している。仮に、安全なサイトを運営しようとすれば、専任の監視体制が必要になる。小規模な事業所ではセキュリティ対策も含めたネットワーク管理の人材を確保することが難しい。
「社内のネットワークには外部からのリモートログインやVPNによるアクセスが禁止されています。専用回線を使った低速なダイヤルアップしか許可されていません。これでは、社内標準のスケジューラを使うのも困難です。VERIOに「サイボウズ AG」を置いたことで、社内からも外部のインターネットからもスケジュールを使えるようになりました」(佃様)
自社で運用している一般公開用のWebサーバーを使わずに、グローバルIPアドレスを使えるVPSを活用したことで、グローバルIP事業部では社内外から一元的にアクセスできる「サイボウズ AG」の環境を構築できた。自社にサーバーを置いて管理する必要がないので、ホスティングを利用するとサーバーの運用管理だけではなく、セキュリティなどの監視体制も含めたサービスを受けられる。
NTTコミュニケーションズでは、将来的にはこのVERIOホスティングの事業展開も考えているので、今回の「サイボウズ AG」の活用はグループのスケジュール調整を円滑にするという目的の他に、VERIOで現実的なサービスを提供できるかどうかの検証も兼ねている。
「社外に出ると、ホットスポットとかホテルとか、最近ではイーサネットによる接続口が増えているので、アクセスが便利になりました。でも、セキュリティの関係から社内のネットには入れません。専用の遅いダイヤルアップしか用意されていないので、今回は外部のサーバーにホスティングすることにしました。インターネット上に置いたので、どこからでも利用できて軽くて快適です」(佃様)
「サイボウズ AG」を積極的に利用しているスタッフは、ニュースや天気予報などを活用している。しかし、カスタマイズの方法が理解できるまでは、ずっと標準の地域だけしか閲覧していなかったという。
「アクセスも軽いし機能も満載されているので、使い勝手はとてもいいと思います。ただ、それだけに使いこなすのが難しいので、使い方に対するコンサルティングがあると、もっと便利になるのではないでしょうか」
サイボウズにとっては耳が痛い話ではあるが、2002年11月18日にリリースされた「サイボウズ AG 1.2」では、習熟度にあわせて使い方などを教えてくれるガイドナビが装備され、この辺の問題も解消してゆくだろう。
グローバルIP事業部での主な利用は「スケジュール」が中心。メールに関しては、スタッフによっては「Webメール」も利用しているが、通常は社内のメールサーバーにメール専用ソフトでアクセスしている。また、大きなファイルを共有する必要があるときは、社内のサーバーではなく「サイボウズ AG」の「ファイル管理」を利用してダウンロードできるようにしているという。





いくつかの部署でサイボウズが使われる様子を見てきた山下氏は、グループ内でグループウエアを活用する秘訣を次のように説明する。
「例えば、あるグループで上司や管理職がサイボウズを使うようになると、みんながそのスケジュールを見たくなるので自然に全員が使うようになります。また、使ってみると面白いからそのうちみんなで盛り上がってくれます」(山下様)
グループ単位でのサイボウズ活用は進んでいるが、現状の問題は、社内の標準システムとして利用されているスケジュールとリンクできないことだ。しかし、インターフェースが用意されていないので、現状は個人の選択に任せている。両方のスケジュールに手で入力する人もいれば、片方にしか入れない人もいる。
「全社的なシステムも必要だとは思いますが、少人数でスケジュールを共有するのであれば、サイボウズのようにフットワークが軽くて小さいソフトがいいと思います」(山下氏)
VERIOのVPSによる「サイボウズ AG」の運用に成功し、社外で仕事をすることの多いスタッフが、外出先や海外からもスケジュールを共有できるようになったことで、業務の効率が改善されただけではなくVPSの活用方法も実践できることになった。「VERIOの小売はまだはじめていませんが、今後はいろいろなソフトを検証して、SI事業者に紹介していこうと考えています。使用感まで含めた検証は「サイボウズ AG」がはじめてともいえるでしょう」(佃様)
今後は、ファイルのバージョン管理などにも活用したいと考えている。平均年齢30才前後という若い企業だけに、機能の使い方などで迷うことは少ないため、利用する目的さえ見出せれば自ずと浸透し、ますます活用されてゆくだろう。



| サーバー |
VERIO VPS |
| クライアント |
Windows XP、2000、NTなど |
| ネットワーク |
VERIOのVPSサービスを活用して、「サイボウズ AG」をグローバルIPでアクセスできるFree BSDのサーバーで運用している。社内外からはHTTP-Sで利用できる。セキュリティに関しては「サイボウズ AG」のログインIDとパスワードによる認証を行っている。また、VPS側で24時間の運用監視や侵入検知などのサービスを提供しているので、サーバーの管理に専任者が不要になっている。 |

システム概要図

NTTコミュニケーションズ株式会社様




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