社員紹介

最後の最後まで営業マンでありたい パートナー営業 2003年 入社  栗山 圭太

証券会社を辞め、第二新卒として入社した栗山。敏腕営業マンとして活躍するも、マネジメントが上手くできず苦しんだ時期を乗り越え、現在は執行役員 営業本部長としてサイボウズを支えています。

金融業界で生きていくつもりだった

大学卒業後は中堅の証券会社に務めていました。進路を決める際に影響を受けたのは、大学2年生のときに見たNHKスペシャル『マネー革命』の「第3回 金融工学の旗手たち」です。金融工学と呼ばれる手法に感銘を受け、「金融業界しかない」と決めて最初に内定が出た会社に入社しました。

営業の仕事が性に合っていたのか、飛び込み営業での新規開拓が順調で、見込み客を多数抱えて成績も上々でした。でも入社して10ヶ月くらい経った頃、仕事の進め方に疑問を感じ、このままでいいのかと考えるようになりました。また、ITバブルの頃に証券会社にいたこともあって、「(ITのように)伸びていく業界を見たい」とも思い始めていたのです。

ユニークな経営陣と接して入社を決意

転職を決意してエージェントに登録したのは2002年。ちょうど「第二新卒」という言葉が登場した頃です。担当の方も「これから第二新卒の市場が大きくなります。どんな会社でも紹介できますよ」と意気込んでいたので、IT企業を探してほしいとリクエストしました。サイボウズを含めて数社、IT企業を紹介してもらいましたね。

サイボウズのことは証券会社時代から「マザーズから東証二部に市場変更した最短記録を持つ会社」として知っていました。面接を受けたところ経営陣が面白い人ばかりで、ここで働きたいなと即決しました。ITの知識に疎かったので事業内容以上に、経営陣を含め社員の人柄を見ていたことを覚えています。

パートナー営業部から大阪営業所立ち上げメンバーに

配属されたのは市区役所などを担当するハイタッチ営業を行う部署で、平成の大合併があったのに伴い、全国にある10万人規模の市役所を回る業務にあたっていました。その仕事に不満があったわけではありませんが、サイボウズの営業ではパートナー営業が“本流”。私はどうしてもパートナー営業を担当したかったので、機会を見つけては上司にアピールしていました。

念願だったパートナー営業部付けになれたのは、入社して1年半ほど経った2005年のこと。やりたかった仕事ができて楽しくてたまらない時期でしたが、翌年大阪営業所を設置することが決まり、「君は関西弁を話せるから」という理由で、立ち上げを任されることになったのです。

部下のマネジメントがわからない

大阪営業所で営業所長として働くまでは、順調にキャリアを重ねていたと思いますが、1年半で大阪にある子会社への出向が決まりました。シンプルに言うと上手くいかなかったのです。営業しか経験したことのない私に突然部下が3人ついて、彼らをきちんとマネジメントできずにいたのです。当時は部下に対し「私と同じく自由に動いて営業成績を上げてくれたらいい」と思っていました。

でも、部下は勝手には動いてくれません。皆の不満もたまっていて、営業所内では会話がなく、雰囲気が悪化しているのも感じていました。営業所長としては拠点の成績を上げる必要があるので、一人で数字を取りにいっていましたね。今になると何が悪かったかわかりますが、当時は成績を出しても評価は上がらないことを疑問に感じていたのです。

運命を変えた一回のチャンス

2008年夏に東京本社に戻ってからも、モチベーションの上がらない日々が続いていました。もう無理だと感じた日、営業本部長に「辞めます」と伝えると止められ、「一回チャンスをあげるからしっかりやってみなさい」と、新規事業プロジェクトチームの営業マネージャーを任せてもらったのです。せっかくチャンスをもらったので、本気で取り組みました。

結果、任せられた枠組みの中で成果を残せて、久しぶりに評価されたことは本当にうれしかったですね。2011年にはプロダクトマネージャーを任され、3年ほどマーケティングの仕事をしていました。ただ、私は営業としてのキャリアプランを描いてやってきたので、営業職に戻りたい気持ちが強くありました。

経営陣に求めるのは「情熱」

2014年からは営業に戻り、現在は執行役員 営業本部長として、グループ長のマネジメントやパートナー企業の上層部への営業活動を担当しています。大企業のそうそうたるポジションの方々とビジネスモデルについて意見を交わし合えるのは、本当に貴重な体験で勉強になることばかりです。

もし私のように会社を1〜3年以内に辞めて転職を考えているなら、3〜5年先の世の中の状況と照らし合わせても、その会社は伸びるのかどうかを調べてみてください。決して焦ってはいけません。経営陣とよく話してしっくりくるか見極め、自分が何を求めるかはもちろん、経営陣に対して自分が何を求めるかをわかっていないと失敗します。私は経営陣に対して「情熱」を求めていて、それがサイボウズだったのです。

栗山 圭太

2001年に証券会社に入社。営業として活躍するも、これからのびる業界に行きたいという思いから第二新卒でサイボウズに転職。ITとは違う業界出身ながら順調に仕事を任され、現在は執行役員 営業本部長として活躍。