サイボウズの楽校

チームワークを大切にする
サイボウズがつくる
みんながチームになる
楽しい学校

サイボウズの楽校は、東京都吉祥寺を拠点とした
オルタナティブスクール(フリースクール)です

サイボウズの楽校とは

サイボウズの楽校は、チームワークを大切にし、「仲間と一緒にしあわせに生きる力」を育むオルタナティブスクール(フリースクール)です。

子どもたちがこれから生きる社会や世界はどのようになっているのでしょうか。 「先が見えない今、子どもたちが幸せに生きていくためにはどんな力を身につけると良いだろう」という問いに対する一つの答えとして、「自分らしさを大切にしながら人と上手に協働し、わたしもあなたも楽しい場を作る力」を定めました。

サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」というパーパスを掲げて活動しています。サイボウズが考えるチームワークとは、チームのメンバーが共通の理想に向かって役割分担しながら協業し、チームの生産性と働く人の幸福度が高い状態にあることです。それを実現するために、試行錯誤を続け、得られた知見があります。

人との関わりなしには生きていけない私たち。

サイボウズが持つチームワークの知見を活用し、サイボウズの楽校という安心安全な場で、子どもたちが多くの試行錯誤を通じて、多様な人と上手に協働する力を育みます。

サイボウズの楽校の特徴

しっかりと向き合うことができる少人数制

子どもたちの状況や学びは十人十色。それぞれのペースを大切にしながらすこしずつ体験を広げていく支援をします。

キントーンでつなぐ学びの毎日

サイボウズのキントーンを活用し、日々の活動の様子をテキストと写真で丁寧に報告し、保護者に即時共有。子どもたち自身が学びの記録もキントーンに記録しており、保護者も見ることがきます。

主体的に学ぶカリキュラム

学習指導要領の良いとこどりをし、教科の学習と教科横断的な学習のカリキュラムを作成しています。月に1回実施するKO(こ)旅は、子どもが主体で企画する授業です。行き先を決める、スケジュールを立てる、ルールを作るなどの事前準備を子どもが主体で行います。

チームワークの醸成

子ども・保護者・スタッフがチームになることを大切にしています。「与える」 → 「与えられる」という一方こうではなく、それぞれが役割を持ち、フラットなチームづくりに主体的に貢献します。

スタッフ紹介

メインで2名のスタッフで運営しています。追加で、1週間に1日、先生志望の学生さんがお手伝いに来たりと、一緒に現場の運営を手伝ってくれる方が少しずつ増えています。楽校運営についてはサイボウズ社内の支援も得ながら行っています。

前田 小百合 まえだ さゆり 楽長 / サイボウズ株式会社 ソーシャルデザインラボ、杉並区教育委員​

日本IBMに勤務後、2018年からサイボウズ株式会社に営業職として勤務。営業職との兼務で学校の働き方改革(学校のデジタル化)に関わった。その後ソーシャルデザインラボに完全異動し、学校・教育分野を担当し「サイボウズらしいワクワクする学び場を創ろう」プロジェクトをリード。様々な学び場と協業・視察を重ねた。 2023年12月サイボウズの楽校を立ち上げ、代表として運営責任者をしている。

サイボウズの楽校での役割

楽校運営の責任者。また「もう1人のスタッフ」として、時に勉強を見たり、生徒として子どもに混じって勉強をしたりもしています。

企業側の立場から、子どもたちが、今も今後も幸せに生きていくためにどんな力があると良いのだろう?という問いを持ちながら、日々子どもたちと関わっています。

杉並区在住。3人の娘の母。(高校生、小学生2人)

慶徳 大介 けいとく だいすけ カリキュラムマネージャー

東京都公立小学校の教諭として新宿区と小笠原諸島父島に合計4年勤務。 2018年に「第3の学びの場所の選択肢が豊かにある社会」を目指して、ITxものづくり教室3rdschoolの立ち上げに携わり、現在は株式会社3rdschoolの取締役。武蔵野市の小学校におけるプログラミング教育の推進に関わったり、公立学校内のフリースクールの運営に携わった。

2023年12月サイボウズの楽校を立ち上げるにあたって、カリキュラムを制作し、メインで授業を実施している。

サイボウズの楽校が大切にする5つのこと

1共に理想をつくる

多様な個性を持つメンバーがチームとして共に活動するために、お互いの理想を(目的・ゴール)重ね合わせ、皆が共感できる理想をつくることを学びます。多数決や声の大きい人が決めるのではなく、共に作り上げるプロセスを大切にします。 

2違いを知る

「一人ひとりは違う個性を持つ」という考え方のもと、それぞれ違いがあることを理解し、個性を活かし合うことを学びます。また自分の個性を発揮することを通じて、自己肯定感を高め、主体的・継続的にチームに貢献していくことを学びます。

3信頼の土台をつくる

多様な個性を大切にするチームにおいては信頼関係が大切です。自分が発する言葉、態度、行動がどうチームに与えるかを考えながら、信頼の土台を作っていくことを学びます。

4共に楽しい場をつくる

自分だけでなく、チームのメンバーが楽しい場とするために、自分ができることを考え行動します。

5対話をして決める

多様な個性を大切にするチームでは、異なる立場や意見が存在し、問題の解決方法も一つだけとは限りません。そこで、お互いの立場や価値観、考え方の前提にある違いについて理解を深める「対話」を経て、共通の理想を実現するための意思決定をすることを大切にします。