kintone認定資格保持者に聞く

kintone認定資格 合格への道のり

カイゼンマネジメントエキスパート

学習方法

kintone認定 アソシエイトやkintone認定 アプリデザインスペシャリストでは「インプット」を重視していましたが、kintone認定 カイゼンマネジメントエキスパートでは「アウトプット」が試験対策の鍵になると思います。

ただし、kintone SIGNPOSTが考え方の基本になるので、しっかりインプットしておくことは最低限必要です。ただ暗記するのではなく、読みながら自分が実際に行ってきた業務改善の中で、どのような状況の時にどう考え、どのように解決してきたかを振り返り、それぞれのパターンと自分の経験を照らし合わせ、今の自分ならどう対応するかを意識して読んでいきました。

アウトプットの方法に関しては、例えば100文字でkintone SIGNPOSTの各パターンを要約したり、200文字で自分の考えをまとめる練習をしました。

私は普段、noteやTwitterで色々なことをアウトプットするのが習慣になっていますが、実際に自分の中にある考えや想いを文章にして書き出すことは意外と大変な作業なので、日頃からアウトプットするクセをつけておくことは試験対策に有効だと思います。その中でもTwitterは制限文字数の中で表現したいことをまとめるために最適です。

皆さんもどんどんアウトプットしていきましょう。

合格後の変化

試験対策としてだけでなく、それ以前からkintone SIGNPOSTを活用してきたことで、物事を体系的に考えるクセがついてきました。

業務改善に取り組んでいく時でもそれぞれの業務を体系的にまとめて考え、まずは業務の全体を把握し、それから個々に細分化して細かく見ていきます。

そうすることで効果的に改善が進んで行くのではないかと思っています。

私の業務改善に対するアプローチをkintone SIGNPOSTで表すと、以下の通りです。

  • まず業務の流れを掴み、図に描き出す

    • 【業務の流れを掴む】1-09
    • 【図に描く】3-23
  • そして個々の業務に掘り下げて根本原因を追究する

    • 【根本原因の追求】1-10
  • 業務の付加価値を明確にし、改善を考える

    • 【業務の付加価値】1-05
  • 今までのやり方に捉われず、改善を進めていく

    • 【kintoneはkintone】0-00

参考:kintone SIGNPOST

kintone SIGNPOSTがいつも「正解」というわけではありません、時には書いてあることとは違う方向に進むこともあります。

『kintone SIGNPOSTに書いてあるからそうしよう』、『いや今回はこういう風に進めよう』と、自分なりの業務改善の方法を見つけていけるようになればと思っています。

合格者からのメッセージ

「kintone SIGNPOSTが正解というわけではない」と書きましたが、正解がないからこそ、色々な方の考えを聞くことをお勧めします。

kintoneの魅力の一つに豊富なコミュニティがあります。職種、業種、立場など色々な壁を越えて知識や経験の共有をすることができます。コミュニティで得られるものはとても多く、特に社内で一人管理者をしている方にとってはコミュニティで出会う人たちが心の支えにもなります。

また参加するだけでなく自ら発信することで自分の知識や経験が誰かの学びになることがわかりました。

さらにそれは自分の学びや新しい気付きになって返ってきます。そしてコミュニティ内には自ら進んで発信をしている方が沢山いるため、私はこのコミュニティでの振る舞いや考え方を大切にしたいと思っています。

kintone認定資格を通じて、kintoneの機能と自らの業務をしっかりと理解したうえで、コミュニティで得たものを自分の中にとり入れたとき、kintone活用の幅が大きく広がっていくこと、間違いなしです!

まだ参加することにためらっている方も、是非積極的にコミュニティに参加してみてください!

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