チームワーク総研の役割
チームワーク総研の役割は、サイボウズが蓄積してきた働き方のメソッドや人事制度をより多くの企業や組織に提供し、チームワークあふれる会社や社会を創ることです。
現在のサイボウズは、製品を主軸にしたグループウェア事業と、コンサルティングを主軸にしたメソッド事業に分かれて活動しています。グループウェア事業がサイボウズ製品の導入と継続的な活用サポートを通して理想の実現を目指す一方で、チームワーク総研を含むメソッド事業は、ツールの導入だけでは変わりにくい企業文化と風土の改革をコンサルティングで支援しているのが特徴です。
メソッド事業は今後提供できるプログラムを増やしながら、kintoneなどの製品事業と並ぶ主軸事業の一つとして成長していく見込みです。私たちも、より多くの企業が抱える問題に対応できるよう、お客様のニーズや要望を反映しながらメソッドの研究・開発を続けていきます。
関連ページ:チームワーク総研 公式チャンネル | YouTube
活動内容と職種

チームワーク総研は、サイボウズが自社の取り組みを通して開発してきたメソッドをもとに、コンサルティング、研修、セミナー、学校向けプログラムの企画から実施までを担当しています。
現在のチームはコンサルタント、マーケティング、オペレーションという構成で、チームワーク総研専任のメンバーもいれば他の業務と兼任しているメンバーもいます。
コンサルタント

Mission
お客様のチームワーク向上に伴走する
コンサルタントはサイボウズが培ってきた知見をもとに、企業の課題解決に向けたコンサルティングの企画と実施を行います。
現在チームワーク総研で扱っているコンサルティングは大きく分けて2種類あります。ひとつは、社員が自立し、自分で考えて動ける組織・風土づくりを目標にした「組織変革コンサルティング」。もうひとつは、社員が本音で議論できる場を設けることで、当事者意識の醸成や本質的な課題解決を促す「チーム・場づくりコンサルティング」です。
コンサルタントは各プロジェクトにおいて、お客様が目指す理想の設定から実行・実現まで併走し、単なる改善ではなく「自律的な組織」への転換を目指します。また、プロジェクトにアサインして組織改善だけを担当するのではなく、案件創出のためのマーケティング活動に携わる機会もあります。
お客様は大手上場企業から中堅、中小企業まで幅が広いため、コンサルティングを進めていくうえでの決まったロジックはありません。市場や企業規模にあわせて、お客様の悩みや課題をどう解決するか考える思考力が求められます。
マーケティング

Mission
チームワーク総研の活動やメソッドの認知を拡大する
マーケティングは、チームワーク総研の活動を知ってもらうためのプロモーションやイベントの立案・企画を担当しています。
業務は大きく分けてマス向けプロモーションと販促業務の2つです。マス向けプロモーションでは、チームワーク総研の認知拡大を目標に、Webや新聞・雑誌、駅広告の企画を行います。同じように企業や製品の認知拡大を担当しているマーケティング部門との知見共有も盛んです。
一方で販促業務では、商談の場で使用する提案資料の作成やイベント企画といった、よりお客様とのコミュニケーションに重点を置いたプロモーション活動を行います。
お客様にチームワーク総研の魅力を伝えるためには、自分たちのコンサルティングの特徴や解決できる問題、できることを把握していなければなりません。そこで、実際にコンサルティングを担当するコンサルタントと連携を取りながら、企画から実行までの一連のマーケティング活動全体を推進していくのが、マーケティングの役割です。
オペレーション

Mission
事務局対応やイベントの運営、各種事務手続きなどを通して、チームワーク総研のスムーズな活動をサポートする
オペレーションは、サイボウズ社員を講師として外部イベントに派遣する際のコーディネートを担当しています。イベントのトピックと親和性の高い社員をピックアップし、当日の講演内容の摺り合わせや、事前準備から一緒に行うこともあります。
また、チームワーク総研のコンサルタントやマーケティングのメンバーがより効率的に活動できるように、チーム内のバックオフィス業務も担っています。チームワーク総研主催のイベントを行う際は、場所の確保や参加者の管理など運営に必須の部分から、ケータリングの手配や配布資料の準備といった細やかな準備まで行い、当日のスムーズな進行をサポートします。
オペレーションは基本的にお客様の前に立って話したり、活動の前面に出たりする機会は少ないポジションですが、チームワーク総研の活動を支える縁の下の力持ちとして高いホスピタリティが求められます。
チームワーク総研の募集要項は、こちらからご覧いただけます
環境と制度
研修・オンボーディング
サイボウズは、多彩なバックグラウンドを持つメンバーで構成されたチームです。新しいメンバーがチームの一員として個性を発揮できるようになるには、サイボウズの文化や価値観について理解し、周囲との関係を築くことが欠かせません。そこでサイボウズでは、組織文化理解と関係性構築を目的としたオンボーディングを行っています。
キャリアパス
サイボウズでは、成長を「理想への変化」と定義しています。個人が目指す理想によってキャリアパスも変化するため、「出世して部長やマネージャーになるのが良い」といった考え方や、決まったルートはありません。そこで、メンバーの意欲的な活動や勉強や日々の成長をサポートするために、さまざまな制度や仕組みを整えています。
制度
サイボウズは「100人100通りの働き方」を実現するために、働き方やキャリアの選択肢を広げるさまざまな制度を整えています。