導入製品 サイボウズ ガルーン 2 | ガルーンシリーズ
企業情報
■会社名:
津市役所
■ホームページ:
津市役所ホームページ
■利用製品:
- サイボウズ ガルーン 2
■利用人数:
3083人
■業種:
政府・公共教育機関
- 会社概要
- 導入の背景 合併による新市組織の大規模化に伴う情報共有手段の確保
- 導入の決め手 短期間での導入に対応できる「ガルーン 2」
- 導入効果 2,700ユーザーで円滑な庁内の情報共有を実現
- 今後の展望 庁内の Web システム化に合わせて、機能追加を模索したい
- 関連リンク
- ダウンロード
津市役所
総務部情報企画課課長 川原田 豊治氏
情報企画担当副主幹 小野 慎一氏
新しくなった津市の行政事務を「ガルーン 2」で効率化!
平成 18年 1月 1日、津市様は、旧津市ほか 9つの市町村が合併し、新「津市」として新しいスタートを切りました。
津市役所は、市町村合併によって拡大した市域における各所属間のコミュニケーション手段として、サイボウズの EIP 型グループウェア「ガルーン 2」を採用しました。
今回、その導入経緯や目的、効果などにつきまして、津市総務部情報企画課課長の川原田 豊治氏、同情報企画担当副主幹の小野 慎一氏にお話を伺いました。
導入の背景 合併による新市組織の大規模化に伴う情報共有手段の確保
新しくなった津市役所は、本庁舎に加え、約 710平方キロメートルの広域内に散在する 9つの総合支所、27 の出張所、小・中学校、幼稚園、保育園等の出先機関から構成されています。
「市町村合併後の津市の端から端まで行くのには、車で片道 1時間 30分もかかります。ここまで広くなってしまうと、地理的に事務連絡文書ひとつを取ってみても、紙で送り届けるわけにはいきませんし、FAX 送信するのも大変です。地理的条件を考えますと、Web ベースでの情報共有が最適と考えていました。」(川原田氏)
「市町村合併前、10市町村のうち、8つの市町が各々グループウェアを運用しており、残り 2市村は、市販のメールソフトでの情報共有を行っていました。」(小野氏)
「小規模な組織であれば、それでも何とかなりましたが、広域に散在する各所属所等との間での情報共有を行うためには、新市の組織基盤に対応できるグループウェアを持つ必要があり、どれを選定するかを検討いたしました」(小野氏)
総務部情報企画課課長 川原田 豊治氏
導入の決め手 短期間での導入に対応できる「ガルーン 2」
グループウェアの導入にあたって、市町村合併を控えた時期での導入であったため、このシステムの導入に割く時間が 3ヶ月程度と限られており、選定に際しては、短期間での導入に対応できるシステムなのか、が一番のポイントでした。
「『ガルーン 2』はシステム構成がわかりやすく、簡単に構築することができる点で、要件を満たしていると判断しました。
また、システムの選定に際しましては他社製品との比較検討もしてみましたが、機能面の充実や顧客満足度なども参考にし、 最終的に、『ガルーン 2』を採用いたしました。
このシステム構築に携わった担当職員からも、Web アプリケーションを扱うような感覚で直感的に操作することで構築ができる、という声があり、導入後の管理においても、特にマニュアルに頼ることなく運用管理できていると思います」(小野氏)
▼「ガルーン 2」トップ画面
導入効果 2,700ユーザーで円滑な庁内の情報共有を実現
現在津市様では、職員 1人に対して 1つ、部署1つに対して 1つの「ガルーン 2」ライセンスを付与し、計 2700ユーザーで運用しています。
「全庁で見る掲示板や、部署別の掲示板などを作って、スムーズな情報共有を実現するとともに、スケジュール機能や Web メールを駆使し、効率的なシステムの活用ができていると思います。
また、文書を電子ファイルで共有する業務形態が定着し、業務効率が向上したと感じています。」(小野氏)
「たとえば、市議会の議案などは、このシステムの導入前は A4 サイズで 2〜30cmもの分厚さのものを 400冊用意して各所属へ配布していましたが、これを『ガルーン 2』を使って共有することで必要最小限の 100冊程度の印刷で済むようになり、各自が必要なページだけを印刷する、といったスマートな使い方ができるようになりました。
このように、『ガルーン 2』によって市役所内の情報共有速度と密度が高まり、行政事務の質が向上していくものと考えています」(川原田氏)
▼社内メールを活用し、情報共有を効率化
今後の展望 庁内の Web システム化に合わせて、機能追加を模索したい
津市様では、今後行政の基幹系システムの Web システム化をより進めていくこととしており、「ガルーン 2」を津市様の行政ポータルの入り口として、より便利なものにしていきたいと考えています。
「市役所と言う組織の中で、紙文書を完全になくすことはできませんが、電子化できる部分は電子化し、基幹システムについても地理的条件を気にすることなく、Web ベースで共有・活用できる環境を構築していきたいと考えています。その入り口として、『ガルーン 2』は今後更に重要なものになっていくものと考えています。また、ワークフローシステム機能の導入なども今後のシステム拡充の視野の中に入れています。」(小野氏)
「今後、これらの施策を展開していくことにより、庁内における行政事務の効率化を更に高め、結果として市民サービスの向上も実現していきたいと思っています。」(川原田氏)
関連リンク
製品情報