職場を知る

給与と評価制度

サイボウズにおける給与の決まり方や、評価制度を紹介します。

サイボウズにおける評価の目的

サイボウズは「給与の決定」と「成長サポート」の2つを目的に、メンバーの評価を行っています。

働く場所や時間、条件が人によって異なるサイボウズでは、一律の基準を全員にあてはめることができません。そんな「100人いれば100通りの働き方」に対応するために、給与は本人の希望と会社からのオファーのバランスで決定しています。

また成長サポートでは、行動指針(Action5+1)にもとづく目標の達成具合を評価し、一人ひとりの伸びや今後の課題を明確にするために活用しています。

図表:給与の決め方。1.条件に関するコミュニケーション、2.条件オファー、3.本人受け入れ。その後に条件が決定する。

給与の決め方においては、「個人の幸福」と「チームの生産性」を可能な限り両立できることを理想としています。そこで、お互いが納得できる条件をすり合わせるために、本人の希望とチームからのオファーをマッチングさせる形で給与を決めています。

大きな給与改定は年に1回ですが、緊急性が高い場合や働き方に変更がある場合には随時改定可能です。

本人から希望を出す

給与改定時期に、「チームに対してどんな貢献ができるか」「給与に対する希望」「働き方や考慮してほしいこと」など、働くうえでの希望条件を整理してマネージャーに伝えることができます。やりとりはすべて社内kintone上の条件コミュニケーションアプリで行われます。

写真:社内kintone上の条件コミュニケーションアプリの画面キャプチャ。業務内容、働き方、給与に対する希望の3つを記入して伝える。

社内kintone上の条件コミュニケーションアプリの画面イメージ

チームから個人にオファーする

図表:チームから個人へのオファー。内容の例は、業務A、残業が発生することもある、週3以上出社してもらいたい、出張もできると業務の幅が広がる、想定年収600~700万円など。

本人の希望に対して、チームが必要とする条件や貢献度、社外の給与相場を参考に、オファー金額を決定します。

チームから見た貢献度

図表:行動指針となっているAction5+1。あくなき探求(考える)、知識を増やす(知る)、心を動かす(伝える)、不屈の心体(続ける)、理想への共感(する)、公明正大。

チームから見た貢献度は、「信頼度」と「働き方」の2つで評価されます。

「信頼度」を測る基準は、サイボウズが独自に設定している行動指針の「Action5+1」です。年度ごとに各自「Action5+1」に基づいてミッションや目標の設定を行い、マネージャーや周囲から達成具合についてフィードバックを受けます。そこに、選択した働き方がチームに与える影響も加味して、貢献度を決定します。

社外の給与相場

本人の保有するスキルや属性(年齢、居住地域)が、社外の人材市場ではどの程度評価されるのかを参照します。給与決定に社外の給与相場を取り入れている理由は、メンバーを社内の価値で縛るのではなく、サイボウズ以外でも評価されるスキルを増やし、自立の意識を持ってもらうためです。転職した場合に他社から提示される給与を調べる際は、各業種や地域別の平均給与金額、調査会社のデータを活用しています。

成長サポート

サイボウズでは、成長を「理想への変化」と定義しています。個人が目指す理想によってキャリアパスも変化するため、「出世して部長やマネージャーになるのが良い」といった考え方はありません。

こうした日々の成長のサポートとして、Action5+1を用いた目標設定と、それに対するフィードバック、日々の1on1などを、各本部で工夫しながら運用しています。

またキャリア構築のサポートとして、先輩が歩んできたキャリアパスについてのインタビュー動画や、興味がある部門への体験入部制度、異動希望がある際に随時希望を伝えられる制度(Myキャリ)、自主的な勉強会などを用意しています。

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