導入製品 サイボウズ ガルーン 2 | ガルーンシリーズ
企業情報
■会社名:
株式会社JM
■ホームページ:
株式会社JMホームページ
■利用製品:
- サイボウズ ガルーン 2
- サイボウズ ワークフロー for ガルーン 2
- サイボウズ ガルーン 2 ケータイ
- サイボウズ デヂエ
- サイボウズ メールワイズ
■利用人数:
400 人
■業種:
建設業
- 会社概要
- 導入の背景 24時間いつでも、どこからでも利用できるシステムを。
- 活用方法1 柔軟なアクセス権により協力会社とも情報共有
- 活用方法2 「ガルーン 2」のポータルで”かわら版”を発信
- 活用方法3 「メールワイズ」でFAX受信
- 今後の展望 より一層のモバイル活用を目指す
- 関連リンク
- ダウンロード
株式会社JM (なおしや又兵衛)
取締役 常務執行役員 エンジニアリング本部長 齋藤 彰 氏
一歩先を見たシステム設計で機動的な業務改善を実現
店舗やオフィスの修繕サービスを提供する「なおしや又兵衛」は、2001年大手ゼネコン前田建設工業の一事業としてスタート。2007年に「株式会社 JM」として独立を果たして以来、順調に成長を続け、雑誌などでその活躍ぶりがたびたび紹介されている。
「セブンイレブン」全店舗の修繕を手がけ、成長し続けている同社を支えているのは、「サイボウズ ガルーン 2」を含む、Webシステムである。
その導入の経緯や利用方法を常務執行役員 エンジニアリング本部長 齋藤 彰 氏に伺った。
導入の背景 24時間いつでも、どこからでも利用できるシステムを。
コンビニエンスストアなど24時間営業の顧客を持つ同社では24時間・365日、様々な場所で技術者が活動している。
以前はビルの設計を担当し、早くからネットワークの知識を身につけていた齋藤氏は、技術者がいつでも、どこでも情報を取得できるシステムを構築する必要があることを感じていた。
そして社内のシステムを全て、ネットワークと親和性の高い「Webベース」にすることを決めたのである。
「当初は、従来利用していたクライアント・サーバー型グループウェアのWeb版を検討しました。
しかし元々Webベースで設計されたものではなかったため、結局クライアント側のメンテナンスが発生するなど、無理があったのです。
それに対してサイボウズのグループウェアはWebベースであることを前提に作られているので使い勝手が全く違いました。また、RSSリーダーなど新しい技術を早くから採用していたことも良かったですね。」
(齋藤氏)
また、カメラ付携帯電話で施工現場の状況を撮影し、その場で社内Webアプリケーションに送信するなど、早くから携帯電話を業務活用している同社では携帯電話との親和性も重要なポイントだったという。
「顧客先で活動することの多い技術者にとって、携帯電話はなくてはならないツールです。
そのためグループウェアを検討する際も携帯電話との親和性が重要な条件でした。
複雑な環境設定を必要とする他社製品に対し、「ガルーン 2」なら簡単に携帯電話環境を構築できたことも決め手の一つです。」(齋藤氏)
常務執行役員
エンジニアリング本部長
齋藤 彰 氏
活用方法1 柔軟なアクセス権により協力会社とも情報共有
全国13拠点で勤務する社員に加え、協力会社、関連会社など様々な立場の人が業務に関わる同社では、「ガルーン 2」の柔軟なアクセス権によって企業を超えたコミュニケーションが行われている。
「以前は中小企業用グループウェア「サイボウズ Office」を利用していました。
しかし、業務が拡大するにつれて社員以外の人とのコミュニケーションの必要性が増してきました。
そのため、より複雑なアクセス権設定に対応する「ガルーン 2」に乗り換えたのです。
「ガルーン 2」では様々なグループ、役職などに応じて、出す情報、出さない情報をコントロールすることが可能。そのため、より広い範囲での情報共有が可能となりました。」(齋藤氏)
活用方法2 「ガルーン 2」のポータルで”かわら版”を発信
早い時期からIT化を促進し、合理的にシステム構築を進めている同社だが、意外にも一見アナログに思える「社内報」を大切にしているそう。しかし、やはりその発信方法はひと味違った。
「社内報は新聞らしいデザインや読みやすいレイアウトが大切だと考えています。ただテキストを並べるだけでは楽しくありません。
そこで当社では新聞風にアレンジした社内報をPDFに変換し、「ガルーン 2」のポータルで公開しているのです。」(齋藤氏)
その社内報は読み応えがあり、かなり本格的。
それもそのはず、以前新聞社で勤務されていた方が制作されているそうだ。
情報共有が当たり前になっている同社だからこそ、情報の「出し方」にもこだわりを持っているのである。
活用方法3 「メールワイズ」でFAX受信
通常はサポートセンターなどでグループメールシステムとして利用されている「サイボウズ メールワイズ」。しかし、同社ではメールではなく、”FAX”の共有に利用しているという。
「紙でのFAX受信は、紛失や履歴が残らないなどの問題を抱えていました。そこで、まず受信したFAXをPDF形式でメール送信するシステムを導入し、さらに「メールワイズ」でそのメールを受信することにしたのです。
対応状況が共有できる「メールワイズ」なら、FAXの確認状況が一目瞭然。対応漏れもなく、履歴が残るのでとても便利に使っています。」(齋藤氏)
今後の展望 より一層のモバイル活用を目指す
現在も携帯電話をフル活用しているように思える同社だが、齋藤氏はまだまだ満足していないそう。
「まず、まだ真のフルブラウザと呼べる端末は少ないですね。あったとしてもバッテリーが弱いなど業務で使えるレベルには達していないと思っています。
そのため、せっかくWebアプリケーションで構築したシステムも携帯電話からの活用はまだ不完全です。一刻も早く端末が進化することを待ち望んでいます。」(齋藤氏)
齋藤氏の選択眼にかなった携帯端末が登場したとき、同社のシステムはさらなる実力を発揮するのであろう。
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