導入製品 サイボウズブログ 2.0 | かんたんシリーズ

企業情報

株式会社十文字チキンカンパニー 株式会社十文字チキンカンパニー

■会社名:
株式会社十文字チキンカンパニー

■ホームページ:
株式会社十文字チキンカンパニーホームページ

■利用製品:

  • サイボウズブログ
  • サイボウズガルーン 2
  • サイボウズガルーン 2 ケータイ
  • サイボウズ リモートサービス 2

■利用人数:
160人

■業種:
農林水産鉱業



株式会社十文字チキンカンパニー

代表取締役社長 十文字 保雄氏
支援部 システム室 室長 菅原 輝夫氏
支援部 システム室 課長代理 小野寺 貴仁氏
支援部 システム室 係長 澤村 和彦氏

全国の 7% の生産シェアを誇る鶏肉は、抗生物質を与えず育てられた安心の鶏肉。
岩手県は、鹿児島、宮崎に次ぐ全国第 3位の鶏肉生産地である。年間 1億羽が岩手県で生産されているが、そのうちの 4,300万羽を産出しているのが株式会社十文字チキンカンパニーである。大手スーパーなどで「菜彩鶏」「鶏王」「みちのく赤鶏」など、同社の鶏肉を目にする機会は多いのではないだろうか。首都圏では約 15〜20%、全国では約 7% の生産シェアを誇るという。
そんな同社のモットーは「抗生物質を与えず育てています」。社員の名刺にも大きく書かれているこのフレーズは、同社が提供する鶏肉の安全性を代弁する言葉でもある。大手商社のグループ企業としのぎを削る鶏肉業界で、同社が昔から一貫して行ってきたこと、それが安全性に気を遣うことであり、お客様の信頼を勝ち得るためのモットーでもあるのだ。

導入

グループウェアだけでも社内ブログだけでもなく、それぞれの良さを活かすために

同社では「サイボウズブログ」「サイボウズ ガルーン 2」を導入する前に、他社製グループウェアを導入し、その後他社の社内ブログを導入・運用していたという。それぞれの製品の運用状況はどうだったのだろうか。

「最初のグループウェアでは、パーツの開発が難しかったり、やり取りがいまいち活発にならなかったりで、うまく社内に浸透しませんでしたね。なんとなく枠に当てはめられた感じがあったんです」(菅原氏)

その頃、既に社内ブログの気軽な情報共有のしやすさに着目していたのが十文字社長だった。

「グループウェアはどうしても堅苦しいイメージがあるんですよね。こう、コンコンって会議室のドアを開けて喋らなければいけないような。それに比べてブログは自分の部屋で気軽に喋れるって感じですよね」(十文字社長)

代表取締役社長 十文字 保雄氏

代表取締役社長 十文字 保雄氏

自らも同社のサイト上にてブログを日々書き綴っているという社長のすすめで、同社はグループウェアをやめ、2年前にとある社内ブログ製品の導入に踏み切った。しかし、それも今一歩だったという。

「やっぱり業務に必要なこと、例えばスケジュール管理なんかがブログではうまくできなかったんです。いろいろカテゴリなんかも作ってみたんですが。」(澤村氏)

グループウェアだけでは気軽な情報共有ができず、コミュニケーションが活性化できない。社内ブログだけでは業務に必要な情報共有がうまくいかない。そこでグループウェアとブログの良さを同時に活用することを考えた結果、選んだのが「サイボウズ」だったという。
「サイボウズブログ」は自社で構築し、導入まで 1ヶ月かからなかった。

「設定がシンプルすぎて、物足りないぐらいでした(笑)」(澤村氏)

左から、十文字社長、菅原氏、小野寺氏、澤村氏

左から、十文字社長、菅原氏、小野寺氏、澤村氏

活用方法

飲みニケーションの代わりになるツールとして

ほとんどの社員が自家用車で通勤しているという同社。アフター5で飲みに行くことはほとんどない。しかしだからこそ、業務外のコミュニケーションを大切にしたいのだという。

「飲みニケーションができないからこそ、みんなのブログを見たり、コメントをつけたりするのが大事なんですよね」(十文字社長)

現在、サイボウズブログを利用しているユーザーは約 160人。コメントのやり取りも活発だ。その人数がリアルに集まって、その人となりを理解することはなかなか難しい。しかし、社内ブログならばいつでもその人の趣味や考え方を垣間見ることができるという。

「かたいの」と「やわらかいの」 〜グループウェアと社内ブログの使い分け〜

業務に関する情報共有は「サイボウズ ガルーン 2」で、それ以外は「サイボウズブログ」で、と使い分けをしている同社。

「"かたいの"と"やわらかいの"という感じです(笑)」(菅原氏)

役職やセクションに関する情報共有はグループウェアで、セクションを越えた情報共有は社内ブログでという意味でも、うまく使い分けされている。
また、ブログを何とか"やわらかいの"にしようと考えたときに、ブログのテーマタイトルをユーモアのあるものにするようにしたという。タイトルには必ず書き手の苗字または名前を入れてもらうように変更したので、誰が書いているか一目瞭然だ。

月の書き込みノルマを決め、新着チェックは RSS リーダーで

同社では、一日に 100件近い記事が「サイボウズブログ」に投稿され、それに付くコメントも相当な数だという。これだけの数を新着チェックするために、ガルーンの「RSS リーダー」を利用しているという。

「ガルーンのポータルに RSS リーダーをメンバー人数分用意しています。一人のブログに対して、1つの RSS リーダーを立ててチェックしているんです」(菅原氏)

いったいなぜ、これほどブログの書き込みやコメントが活発になったのだろうか。その理由は「ノルマ」にある。社内ブログを導入した当初、同社ではブログを書くための研修を行ったという。そしてメンバーがブログに慣れてきた現在でもブログに関するノルマがある。セクションによって異なるが、書き込みは月 10件、コメントも何件というように自己申告させているそうだ。

まとめ 社員のコミュニケーションを取ることが、最終的にいい結果を生み出す

一日に 100件近いブログ記事の新着チェックを行うだけでも、業務時間の 1時間は費やしてしまうという。しかし、それは決して無駄な時間ではない。

「ブログをチェックするのは時間がかかってしまいます。しかし、最終的に会社としていい結果を出すためには、しっかりとコミュニケーションを取って、お互いあうんの呼吸で仕事をして品質を高めなければという思いがあります」(十文字社長)

ただ業務をこなすだけでなく、メンバーのコミュニケーションを活性化することが、いい仕事の結果へとつながる。当たり前のことのようでなかなか実践できないことを「サイボウズブログ」で実現している同社。「抗生物質を与えず育てています」という言葉は、お客様に提供する商品だけでなく、社員同士のコミュニケーションも大切に育てている同社の理念をあらわしているようだった。

関連リンク

製品情報

サイボウズブログ 2.0

社内ブログでひとの見える化。
みんなが会社を好きになるお手軽コミュニケーションツール

ダウンロード 製品サイトへ

サイボウズ ガルーン 2

高いスケーラビリティと使いやすさを両立。経営のPDCAサイクルを加速するエンタープライズ グループウェア

ダウンロード 製品サイトへ

サイボウズ リモートサービス

セキュアで安心、モバイルアクセス

ダウンロード 製品サイトへ