導入製品 サイボウズ Office 7 | かんたんシリーズ
企業情報
■会社名:
株式会社興和電設
■ホームページ:
株式会社興和電設ホームページ
■利用製品:
- サイボウズ Office 7 基本セット
- サイボウズ Office 7 ワークフロー
■利用人数:
50名
■業種:
建設業(電気設備工事業)
通信業
■サーバーOS:
Linux OSのホスティングサーバーを利用
- 会社概要
- 導入の背景 サイボウズをISO9001認証獲得のためのツールとして導入
- 導入効果1 業界情報の共有で競争に打ち勝つ
- 導入効果2 ワークフローで見積書の作成をスピーディーに
- 今後の要望 利用者がより楽しく使える環境を
- 関連リンク
株式会社 興和電設
常務取締役 工藤 幸一氏
1953年に岩手県盛岡市で創業し、電気設備工事を手がけている株式会社興和電設。
5年前からは通信・ネットワークも含めた通信インフラの総合的な構築も手がけるようになり、県内の大学やホテルなど多くの構築実績がある。
今回は、常務取締役であり、情報・通信も担当する工藤 幸一氏にお話を伺った。
導入の背景 サイボウズをISO9001認証獲得のためのツールとして導入
2000年、同社の現会長が当時岩手県電業協会長をつとめていたこともあり「率先してISO9001認証を取るように」との指示を受け、工藤氏は準備を始めた。ISO9001を取得するためには、様々なプロセスやルールの文書化や変更履歴の記録を行わなくてはならない。
「様々な記録を全て紙で行うのは非常に煩雑になるため、悩みました。 はじめはサーバーに同梱されていた別のソフトウェアを試してみましが、構築や設定に手間がかかりすぎる上に費用が高い。 それでインターネットで調べはじめたとき、偶然サイボウズに出会ったのです。」(工藤氏)
工藤氏が見つけたのは、「サイボウズ Office」を使ってISOを取得した建設会社の事例。 こんなことができるのか。さっそく工藤氏は「サイボウズ Office」の試用版をダウンロードした。
「でも試用しただけではよくわかりませんでした。 しばらくたってISOを取得するためにやるべきことが見えてきた時、やっぱりサイボウズでファイル管理や連絡の記録を行うのが良いのではないか、と導入を決めたのです。」(工藤氏)
常務取締役 工藤 幸一氏
導入効果1 業界情報の共有で競争に打ち勝つ
初めはISO対策として導入した「Office」だが、「掲示板」が思わぬ効果を挙げたという。
「以前は、全社連絡を紙の回覧板で行っていました。でも、回覧しないでなくしてしまう人がいたりすると中々情報が伝わらない。それがOfficeの掲示板なら準備の手間も減る上に、情報が社内だけでなく各工事現場まで一斉に伝わる。これには特に総務部門が喜びましたね。」(工藤氏)
さらに効果を生んだのが、公共事業の電子入札情報を掲示板で共有したことだった。 入札情報は、各団体のホームページにそれぞれ告知される。しかし、全員が日々チェックするのは不可能。それまでは、コピーを回覧することで情報を共有をしていたが、工藤氏は「Office」の掲示板で通知するように変更した。
「公共事業の入札告知は、業績に影響を与える重要な情報。「誰でも」「いつでも」見ることができることは、とても大切なことなのです。 また、特に目立たせたい情報を文字の色を変えて見せることができるところが良いですね。小さなことですが、とても大切な部分だと思っています。」(工藤氏)
導入効果2 ワークフローで見積書の作成をスピーディーに
また、同社では件数が多く管理しきれていなかった、小口の見積書提出にワークフローを利用している。
「以前は各自がExcelで見積を作成し、総務部門が提出していました。しかし、小口の見積書は年間1,000件にものぼり、管理しきれていません。そのため、見積書がお客様に提出されたのか、今どのような状況なのか、わからなくなってしまっていたのです。そこで、Officeのワークフローを利用することを思いつきました。」(工藤氏)
Officeのワークフローなら申請状況や処理状況を一覧で確認することが出来る。依頼側も途中経過を一目で確認でき、いちいち処理状況を聞きに行く手間もなくなった。
今後の要望 利用者がより楽しく使える環境を
様々なシステムやツールを導入する上で、利用者にとって抵抗なく便利に使えることを最も重視する工藤氏。最後このようなご要望をいただいた。
「どのようなソフトでも使うのはシステム管理者ではなく一般の利用者。利用者に気持ちよく使ってもらうためには、お気に入りのデザインが選べるだけでも違うものです。利用者に楽しく使ってもらうための工夫に、これからも力をいれてもらいたいですね。」(工藤氏)
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