導入製品 サイボウズ ガルーン 2 | ガルーンシリーズ

日本ピラー工業株式会社

情報システム部部長 森田 隆嗣氏

乗り換え効果を実感!使いやすい「ガルーン 2」でメンテナンスコストの削減に成功!
1924年(大正13年)の創業以来、電力、上下水道設備、石油石化、化学、船舶、自動車などの工業分野で用いられる液体の"漏れを止める"シーリングメーカーとして、高機能製品を提供してきた日本ピラー工業株式会社(以下日本ピラー工業)。システムメンテナンス部の労力低減、社内情報共有の効率アップのため、「ガルーン 2」を新しく導入しました。
今回は、その背景や経緯、効果、今後の展望などを情報システム部部長 森田 隆嗣氏に聞きました。

導入の背景 メンテナンス作業の繁雑な「Lotus Notes」から切り替えたい

日本ピラー工業では、元々情報共有のためのグループウェアとして、IBM 社の「Lotus Notes」を使っていました。

「約 8年前にオフィスコンピュータ主体の大規模システムから、PC ベースのシステムにダウンサイジングした際、『Lotus Notes』を導入しました。そのときは PC の台数が少なかったので何とかなりましたが、徐々に PC の割合が増えてきて、だんだん不便になってきました。『Lotus Notes』はクライアント-サーバー型のアプリケーションであり、基本的にメタフレームで使えず、Web ベースの環境への対応が十分ではありません。日本全国はもちろん、海外にも拠点を置く当社では、社員が拠点間を移動して仕事することがあるので、Web ブラウザを通して情報共有ができるグループウェアの方が適しています。また、クライアント-サーバー型では、何か問題が起きたときやバージョンアップなどのときに、10人弱しかいない情報システム部のスタッフがわざわざ拠点に行かなくてはならず、負担が大きいという問題もありました。そのため、機会を見て乗り換えたいと思っていたんです」(森田氏)

情報システム部部長 森田 隆嗣氏

情報システム部部長 森田 隆嗣氏

導入の決め手 シンプルで使いやすい Web アプリケーション、「Lotus Notes」からの切り替えもスマートに

森田氏は、Web ブラウザで使えるグループウェアとして、早くからサイボウズ製品を視野に入れていたといいます。

「サイボウズのグループウェアは、シンプルで使いやすいと知っていたので、弊社の規模にあった大規模向け『ガルーン 2』を導入したいと思っていました。しかし、『Notes』使用時に蓄積したデータベースを移行するのが面倒で、先送りにしていたんですね。移行の方法について頭を悩ませるうちに、必要なデータとそうでないデータを見直し、本当に必要なものだけ残すという方針でいこうと。機能についても必要最小限に絞り、"ちょっと便利"程度で使っていたチップス的なものは要らない、と割り切ることにしました。その結果、移行は思いのほか簡単にできましたね」(森田氏)

導入効果 機能を割り切ることでより便利に、合わせて導入した「サイボウズ デヂエ」も好調

2006年 5月に「ガルーン 2」の導入を開始し、まずはメール機能から使い始めました。並行して「Lotus Notes」からのデータベース移行を徐々に開始し、同年 9月末に完了、完全運用を開始しました。

「やはり操作に慣れている Web ブラウザで使えるというのがよく、慣れるのに時間はかかりませんでした。スケジュール機能や掲示板は、『Notes』に比べて表示が見やすく、操作も簡単で扱いやすいです。情報共有の利便性が向上し、情報システム部の負担も軽減しました。また、合わせて導入した Web データベースの『デヂエ』もシンプルで使いやすいですね。つくりがシンプルでわかりやすいため、ユーザーが独自に DB を作って活用していて、業務の円滑化に一役買っています。『Notes』の頃に蓄積した DB は参照できさえすればいいので、過去データを見に行けるようにしていますね。移行による不具合などは一切発生していません。早く乗り換えてよかったと実感しています」(森田氏)

▼シンプルで使いやすい「ガルーン 2」のポータル画面
シンプルで使いやすい「ガルーン 2」のポータル画面

今後の展望 携帯ライセンスの検討、組み込みツールへの入り口も追加していきたい

今後外出、出張の多い営業や情報システム部のために、携帯ライセンスの導入も検討中だそうです。

「Web システムなので、外出先でモバイル PC による活用も可能なのですが、電源の確保が難しい、やセキュリティ LAN の制約でそもそも接続できない、といった問題もあります。携帯なら、そうしたことを気にせず使えます。実現すれば、よりスピーディで確実な情報共有が可能になるでしょう」(森田氏)

また、「ガルーン 2」のポータルとしての役割をさらに充実させていきたいと、森田氏は語ります。

「当社はさまざまなツールを自前で作ることもできます。売り上げのグラフを表示させるようなツールを作って、『ガルーン 2』上のブラウザに表示させるなどといった機能を追加して、より業務がスムーズに行えるような利用環境を構築していきたいですね」(森田氏)

関連リンク

製品情報

サイボウズ ガルーン 2

高いスケーラビリティと使いやすさを両立。経営のPDCAサイクルを加速するエンタープライズ グループウェア

ダウンロード 製品サイトへ

ダウンロード

日本ピラー工業株式会社 導入事例 PDF (935kb)

get adobe reader

上記の文章をご覧になるには「アドビリーダー」のプラグインが必要です。