起業家支援×地域活性化
「地域クラウド交流会」開催支援プログラム。
それは、地域が地域の力で活性化する仕組み。
地域クラウド交流会は、起業家とその応援者によるチームの誕生を支援し、地域活性化につなげる「地域の起業支援プロジェクト」です。参加者は地域活性化の想いを掲げて集まった、起業家、行政機関、金融機関、地域の方々で、組織の枠を超えたコラボレーションが交流会のなかで展開されます。
地域クラウド交流会にはふたつの役割があり、一つめは、地域の起業家たちと、起業家や地域を応援したい人たちの交流とビジネスマッチングの場となること。二つめは、起業家の事業プレゼンにその場で投票し応援を起業資金に変える「交流会型クラウドファンディング」の機会提供です。
地域クラウド交流会とは?
交流会のテーマは「つながる。広がる。うまれる。起業家の応援を通じて地域を活性化」です。
地域の起業家が自身の事業や取り組みについて3分間のプレゼンを実施し、交流会参加者は自分の一票を、応援したいと思う起業家に投票することができます。そして交流会参加費の一定割合が投票数に応じて起業家に賞品として資金提供されると同時に、人的ネットワークを広げる場にもなっています。
地域クラウド交流会 開催支援プログラム利用者・参加者の声
地元釧路で、沢山の協力、信頼関係を生み出したい。
チラシを配らせてもらおうと参加したのが地域クラウド交流との出会いです。これが人生を変える起点になったと言っても過言ではありません。その後、全国展開の構想を知り、ぜひ私の生まれ育った街、釧路で!と手を挙げさせてもらいました。
参加した方からは「人の想いを直接聞いて勉強になった」「楽しかった」「また次回お手伝いしたい」「ありがとう」「ぜひうちの街でもやりたい」と、沢山の声をいただきます。開催するごとに、勉強にもなり、人の暖かさを知り、元気をもらえます。認定オーガナイザーになったことで、事業はもとより人としての幅の広がりを感じずにはいられません。
地域クラウド交流会が、夢を実現させてくれました。
地域クラウド交流会が私の住む町、金谷で開催されることになり、プレゼンターとして登壇させていただきました。 その数ヶ月前に東京から移住してきたばかりだった私は「“週末は田舎で農業をするという新しく豊かなライフスタイル”を都会の人々に届けたい」という想いだけを抱いていました。しかし、当時はまだ具体的な構想も人脈もない状態。
そんなとき、この地域クラウド交流会で100名を超える人の前で想いを伝えることができ、想像を超えた応援の声をいただけたのです。そして生まれたのが「ベジタブルサークル」というサービス。人に想いを伝えることが夢の実現に欠かせないステップであることを、地域クラウド交流会に教えてもらったような気がします。
地域クラウド交流会の魅力について〜つながります〜
千葉県は、「地域クラウド交流会」の開催件数が日本一です。平成27年7月から平成29年2月までの1年8か月の間に、県内各地で計20回実施します。なぜ、そんなに行うのでしょうか。それは、起業・創業の関係者が「つながる」からです。どの地域にも必ず、起業した(する)人、一緒に仕事をする(したい)人、応援する(したい)人がいますが、今まではバラバラでした。その人たちを接着剤のように「つなげる」のが「地域クラウド交流会」です。
そして、起業家の熱い思いが、一緒に仕事をする人、応援する人に伝染してパワーアップし、どんどん広がります。本県では、こうして「つながった」人たちの活動が、地域を盛り上げていく推進力になっています。是非一度体験してみてください。
なぜサイボウズが地方創生を行うのですか?
それも、サイボウズのミッションです。
ビジネスアプリ作成プラットフォーム『kintone』やグループウェアの開発など、サイボウズが提供するサービスの根幹は“チーム支援”にあります。あらゆる活動を行う上で欠かせない存在である“チーム”に対して、業務の効率化や効果を生み出すためのサポートを行うこと。そして、チームの結束力を向上させ、企業の成長や世の中の発展のために貢献することが私たちサイボウズの使命です。
世の中に必要なチームが“出会えなかったことが原因で”生まれないのであれば、そこに“出会いの場”を設け新たなチームを生み出す。そして、新たな事業や社会貢献の第一歩をアテンドする。そのような考えから、この地域クラウド交流会は生まれました。
今後、どのように地域クラウド交流会を広げていくのですか?
日本各地で日々交流会が開催されている状況になるのが理想です。
そこで、サイボウズが直接交流会をオーガナイズするのではなく、交流会を開催して地域を応援したい全国の志ある方々を支援する形にしました。よりたくさんの方にオーガナイザーになっていただくため、私たちは交流会の効果を実証し、その効果を広く周知してまいります。
参加者のみなさんは毎回楽しんで参加していてその感謝がオーガナイザーに集まってきます。交流会の魅力や今後の開催情報をFacebookでお伝えしていきますのでそちらもご覧ください。
組織が違い距離が離れていても、クラウドサービスを活用することにより、いつでもオーガナイザーと私たちの間でノウハウや情報の共有、進捗の確認をすることができるので、交流会の開催を成功に導いていくことができるのです。
参加者の満足度はいかがでしょうか?
満足度80%を達成しました。
ありがたいことに、これまで実施したすべての会で満足度80%を達成することができました。実は、この数値は地域クラウド交流会では必須の数値となります。交流会の終了間際には必ずkintoneを利用したアンケートを実施するのですが、ここで参加者満足度が80%を越えなければ「認定オーガナイザー」の開催資格がなくなってしまうのです。
いかに認定オーガナイザーにたくさん開催してほしいからといって、交流会の質が下がってしまっては本来の目的からはズレてしまう。それを防ぐためにあえて困難な数値をマスト事項として掲げているのです。そのため、交流会終了間際のアンケート発表はいつもハラハラドキドキです。私たちも、認定オーガナイザーも真剣に取り組んでいますから、だからこそ、いつも祈るような気持ちで見守っています。
お問い合わせ
開催支援プログラム
担当:永岡
po@cybozu.co.jp
公式WEBサイト
開催情報などを掲載しています。是⾮お近くの地域クラウド交流会を体感してください。
https://chiiki-cloud.qloba.com/