kintone認定資格保持者に聞く

kintone認定資格 合格への道のり

アソシエイト

学習方法

学習する時に意識したことは、「日々の学習状況を可視化する」ということです。これについては、実際にkintoneでアプリをつくって管理しました。可視化したポイントとしては、「理解度の推移」「学習区分毎の累積時間」「学習時間帯の分布」といったところです。

実際の「理解度の推移」のグラフ
実際の「理解度の推移」のグラフ

記事:kintone認定資格 アソシエイト試験 の振り返り

「理解度の推移」については、試験対策テキストの練習問題の正解率をグラフにして推移を見ていきました。テキストの章に合わせて「学習区分毎の累積時間」も記録し、掛け合わせてみていくことで、定期的に振り返り、学習方法を改善させていくようにしました。また、「学習時間帯の分布」については、“この時間は勉強の時間!”という意識付けをすることに役立ち、学習の習慣化に有効でした。

現在は情シスですが、もともと生産部門の品質保証に関する業務を長くやっていたこともあり、プロセスと結果を分析しながら進めていくやり方が私には合っていたかと思います。

そうした学習を経て本番に臨みましたが、当日の試験では、練習問題とは角度を変えた設問に焦ってしまいました。テキストの内容や練習問題の設問を読み込んでいたため、同じ文章に慣れすぎてしまったことが要因の一つとしてあります。冷静に読み解けばこれまで学習してきた内容と同じ趣旨の設問なのですが、焦りから読解するのに多くの時間を使ってしまいました。試験では後から振り返りができるように設問毎にフラグを立てられるのですが、試験の途中からは「1分1問で解けなかったら"後で確認フラグ"をつけて、次に進む」と決めたことで、落ち着いて試験に取り組めるようになりました。

一方、実際にkintoneを操作している際に遭遇し、自分で調べて解決したエラーに関する問題については、自信をもって解答できました。例として、ファイルの読込時のエラーはよく遭遇していて、原因を探りながら対処するプロセスを何度も経験していたため、試験で出題された際に趣旨がすぐにイメージできました。エラーをわざと再現できるようになると理解が深まるので、そのような演習を学習に取り入れるのも効果的かと思います。

合格後の変化

個人として受験しましたが、合格後、会社にはことある毎にアピールしました。自ら社員名簿の更新を申し出ましたし、社員証ホルダーにアソシエイトのロゴを入れたカードを挟んだりしました。正直にいうと、仕事で活用するためにアピールしたというより、合格できて嬉しかったので、ただただ言いたかったという側面の方が強かったです笑

ただ、社内で有資格者ということが認知されはじめると、「せっかく社内に有資格者がいるのだから、〇〇の案件はkintoneでやってみるか!?」といった話があがるようになり、kintone推進活動の追い風になるような雰囲気もでてきました!

また、私個人としても、試験勉強を通じてkintoneのスキルを向上させることができたと実感しています。まだ一度も触っていない機能もたくさんありましたので、kintoneの仕様全般を知ることで、アイデアの幅が広がりました。注意しないとトラブルにつながるようなことも知れて良かったです。

さらに、スキルアップを実感できたことで、ポジティブになってきたような気もしています。実際、受験後はkintoneコミュニティの皆さんと交流する機会が増えました!

合格者からのメッセージ

kintoneは有志によるコミュニティの活動が活発です。

アソシエイト試験受験後は、私自身がコミュニティ内において、”対話”できる場面が増えてきたように思います。kintoneコミュニティに参加した当初は、和気あいあいと会話や談話を楽しむ、たまに悩みを聞いてもらうくらいの感覚でした。もちろんそれは素敵な時間であり、これからも大切にしていきたい時間です。そこから一歩踏み込み、お互いを高めあっていくには“対話”も必要であり、そのためには、kintoneに関する基礎知識が共通認識としてあることが前提として必要になってくると思っています。その共通の知識を得るために、アソシエイト試験を通じた勉強は大変有効だと思っています。

kintoneコミュニティは多種多様な方々が参加しています。「異なる分野の人たちが、kintone共通の知識を通じて対話をすることで、すごい面白いアイデアが生まれたら楽しいな!」なんて妄想しながら、今も継続して勉強しています!

試験勉強の先には、そんなワクワクも待っていると思うので、ぜひチャレンジしてみください!!

他の合格者の声を見る

kintoneをさらに活用し、kintoneスキルを証明するために
あなたもkintone認定資格試験にチャレンジしてみませんか?