kintone認定資格保持者に聞く

kintone認定資格 合格への道のり

アプリデザインスペシャリスト取得

学習方法

今回の勉強で根本から変えたのは、「答えを覚える」から「なぜかを説明できる」への転換でした。1回目・2回目は、問題集の答えを覚えていたため、本番で「不正解の選択肢が正しく見える」という現象が起き、対応できませんでした。

そこで3回目は、AIとの対話を中心に学習しました。①AIに問題を出してもらう ②答えを選ぶ ③なぜその答えなのかを自分の言葉で説明する ④他の選択肢がNGな理由も自分の言葉で説明する ⑤言えなかった部分を掘り下げる、というサイクルを繰り返したのです。ただ問題を解くのと、「なぜそれが正解か言葉にしてください」と問われ続けるのとでは、頭の使い方がまるで違いました。正解を当てる練習と、正解を説明する練習はまったくの別物で、この差が2回目と3回目の結果を分けたのだと感じています。繰り返すうちに、kintone SIGNPOSTの考え方と微妙にズレている選択肢を、直感で弾けるようになっていきました。

勉強は主に平日の昼休みの1時間だけでした。それでも10日間で合格ラインまで持っていけたのは、「量」ではなく「やり方」を変えたからだと思っています。試験の2日前に、本番形式で40問を通しで解いたところ、36問正解(90%)という結果が出ました。これで自信がつき、当日の受験を決めました。

記事:3回目でkintone認定アプリデザインスペシャリストに合格した話

合格後の変化

合格して一番変わったと感じるのは、「根拠を持って語れる」という感覚です。kintone SIGNPOSTをクライアントに伝える機会はもともとありましたが、合格という事実が加わったことで、自分の言葉の重みが変わった気がしています。

それとは別に、予想外の変化もありました。「なぜ?」を考えながら読む癖がついたことから、技術記事を読む力が上がったのです。Webの専門的な記事を読んでいても、「これは根拠のある話か」「どんな前提に立っているか」が自然と見えてくるようになりました。

周囲からの反応も嬉しかったです。kintoneコミュニティでお世話になっている方から「愛弟子」という言葉をいただいたときは、感動しました(笑)。

今は次の目標として、カイゼンマネジメントエキスパートの取得に向けて勉強を始めています。証明が増えるたびに、やれることの幅が広がる感覚があり、それをモチベーションにしています。

合格者からのメッセージ

2回落ちて、しかも一度は試験時間を間違えて欠席したこともある私からのメッセージです(笑)。

まず伝えたいのは、kintone SIGNPOSTは暗記するものではない、ということです。答えを覚えても、試験には通用しませんでした。「なぜこの選択肢がダメなのか」を自分の言葉で説明できるまでやること。それだけが近道だと感じています。

現場とIT部門のチーム(1-08)」を読んだとき、「餅は餅屋」という一言が思い浮かび、全部が腑に落ちた瞬間がありました。こうした瞬間が積み重なると、試験問題の違和感を直感で弾けるようになってきます。

また、受験日までに自信がつかなければ、日程は遠慮せずずらした方がいいと思います。私はものすごく緊張するタイプなので、AIなどを利用して本番形式で手応えを感じてから臨むようにしました。当日の安心感がまったく違います。

kintone SIGNPOSTは、kintone以外でも活きる「仕事論」だと思っています。すべてのパターンは、業務改善や日常の意思決定にもそのまま応用できます。何度かけても取得するメリットは十分にあると、身をもって感じています。

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