
株式会社 京屋染物店

社長にはもうついていけませんー疲弊した老舗企業が「残業ゼロ」で最高益を更新するまで

「うちみたいなアナログ企業で働き方改革なんてできない」という言葉をよく耳にします。2018年に創業100周年を迎える株式会社京屋染物店も、かつてはそんな企業の一つでした。
アナログで非効率な環境なため、深夜残業が当たり前で有給休暇も取れない…。頑張れば頑張るほど現場は疲弊し、「社長にはもうついていけません」と言われてしまう始末。
そんな京屋染物店は働き方改革に着手し、現在は17時に終業しながらも過去最高の売上を記録し続けています。改革の取り組みについて、代表取締役の蜂谷さんにお話を伺いました。
夜中の12時まで残業。頑張れば頑張るほど、社員が離れていった。


みんなの思いと目標を集め、「10年年表」に


試行錯誤の日々。ツールの導入が社員の意識をさらに変えた




17時に終業、過去最高の売り上げを更新

本当にブラックな状況は無くなっているのか?現場社員に直撃!

京屋染物店は半纏(はんてん)や浴衣などを、オーダーメイドで作られていらっしゃいますよね。いきなりで恐縮なのですが、かつての京屋染物店は非常にブラックな企業だったとうかがいました。