総務部長兼経営企画室長　鈴木 智也氏
企画開発部CS室リーダー　城戸 健一郎氏
営業部　穂坂 真介氏

13年間連続成長を続けている同社では、膨大な情報を確実に社員が吸収し活かしていくために「サイボウズ Office 6」を利用している。スケジュールは GPS 代わりに営業マンの間で大活躍。社内メールは商品企画に役立っているという。彼らの活用方法とは？

13年連続成長達成、信念は「顧客感動の実現」
株式会社モンテールは、洋生菓子を中心としたチルドデザートの製造および販売を行っている 1954年創業の老舗メーカーだ。
同社は、「顧客感動の実現」という信念のもと、13年間売上続伸という快挙を成し遂げている。
1991年に洋生菓子市場へ参入。当時、専門店でしか扱っていなかった洋生菓子を、毎日食べられる"身近な存在"にしたいという思いから、コンビニ、スーパーなど「セルフ市場」への流通ルートを開拓した。
1994年に発売した「プチシュー」は爆発的な大ヒットを記録。10年たった今もなお、「牛乳と卵のプチシュー」として愛され続けるモンテールの定番商品となった。製品入れ替えの早いチルド製品の業界では、異例のロングセラー商品である。デザートメーカーながら、自社つくば工場に牛乳プラントを設置し、鮮度と素材にはとことんこだわっている。同時に、「地球にやさしい企業」として、主原料の容器ゼロ運動を推進している。
2004年 10月には創業 50周年を迎え、商品ロゴデザインの装いも新たにリニューアル。おいしさと安全・安心にこだわり続ける同社の勢いはとどまることを知らない。

グループウェアの情報は、鈴木氏が雑誌やインターネット検索で集めた。そして、たまたまキャンペーン中だったサイボウズのサイトを発見し、インターフェイスのやわらかさから、実際に試してみたという。
決定的だった要因は、次の 3つだ。

• シンプルで使いやすいこと
• 速いこと
• 手ごろな価格であること

「世間一般的なグループウェアは、機能がありすぎでした。実際に使う社員はパソコンに精通しているわけではない。だからシンプルに機能が絞られていて、押し付けがないことが一番でした。当時は回線も今みたいに速くなかったですから、軽いのもよかったですね。」 （鈴木氏）

また、ソフト自体ももちろんだが、ハードやネットワーク全てにコストがあまりかからない手軽さも決めての一つだったという。こうして、いくつもあるグループウェアの中で、同社が 1999年に導入を決めたのは、「サイボウズ Office 6」の前身である「サイボウズ Office 3」であった。

同社営業部では、遠方担当の営業マンがノートパソコンを使って、外部からサイボウズにアクセスし、スケジュールを確認することがあるのだという。例えば遠方のエリアを回っている際、都内の顧客から至急の製品依頼が入り、早急に対処しなければならない事態が発生する。このような時、ノートパソコンから社内のサイボウズに接続し、他の営業メンバーのスケジュールをチェックするのだ。

「その時一番近くにいるメンバーに直接連絡を取り、フォローを依頼します。都内に戻ってから対応するよりスピーディーですからね。スケジュールは必要不可欠ですね。」（穂坂氏）

スケジュールで今どこにいるかまでチェック。まさに GPS さながらの活用方法である。
同社企画開発部での使い方もユニークだ。個人の行動予定を評価する時の参考にスケジュール管理が利用されている。
スケジュールを見れば、社員各々が、一週間で何をしているか一目瞭然だ。上司がチェックするには最適なのだという。

▼スケジュール

同社では、会議の議事録公開に、社内メールを利用している。エクセルで作成した議事録のファイルを社内メールに添付しているのだ。以前は必要な情報を各自メモしていたという。

「閲覧確認機能があるのがいいですね。誰が見たか、誰が見ていないかが分かるので、見ていない人には後押しできる。これは便利です。」（城戸氏）

また、電話や FAX で済ませていた新商品告知には、掲示板ではなく社内メールを使っている。伝えたい情報を伝えたい社員に確実に伝えることに役立っているようだ。

システム概要図

サイボウズ Office

ユーザビリティを第一に考えたユーザーインタフェース搭載で誰でもすぐに使えるグループウェア

サイボウズ メールワイズ

顧客とのメールのやり取りを簡単に共有できるグループメールシステム。対応の効率化とメールデータの管理ができる。

サイボウズ デヂエ

営業進捗やアンケート、備品管理など幅広く業務に使えるデータベース

・他製品の事例もご覧いただけます。
　株式会社モンテール様メールワイズ 事例
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