サイボウズはこれまで、プログラミング授業を作るなど、IT企業として関わりを持ってきました。しかし、現状をよく見てみると、学校現場は忙しすぎてそれどころではなさそうです。
そこで、学校の働き方改革(学校業務DX)プロジェクトとして、学校現場の負荷を減らす取り組みをしました。そのプロジェクトで現場に足を運び、先生と対話をすると、「本当は不登校のお子さんとの時間をもっと持ちたいけれど、忙しすぎてそれができない」という悲痛な声が聞こえてきました。
今の学校システムでは、すでに限界がきており、これ以上の対応はとても難しいのではと感じました。
また、子どもにとっての昼間の活動のメインである「学校」や「勉強」が、"つまらないけどやらされるから仕方なくやる" "社会はもっと厳しいのだからその練習として我慢してやらないといけない" "学校・勉強ってそういうものだ"、そんな声も多く聞こえます。
子どもにとって今しかない大切な時間。もっと豊かで幸せな時間であってほしい。
楽しい学校、楽しい勉強を目指す学び場を、私たちがつくってみたい。そういう思いから生まれたのがサイボウズの楽校です。