THEME 01
チームワークの向上
サイボウズのチーム
サイボウズ全体、社内の各チームがチームワークにあふれるチームであることは私達が事業を行う上でも重要な事だと考えています。かつて離職率が高かった時代から地道にチームの改善を続けてきました。
チームづくりにおいては、カルチャーの一つである「公明正大」を重視し、あらゆる情報を社内に公開して透明性が高い経営を心がけています。例えば、経営会議の議事録や経費の情報もプライバシーやインサイダーに関わるもの以外は公開しています。
サイボウズの組織
サイボウズの組織は、「本部」や「室」を最上位の組織単位として、職能別に組織を編成しています。大きく機能を分けると、製品やサービスを開発する部門・拡げる部門・サポートする部門、会社を創る部門に分けることができます。また、新規事業を担当する「New Business本部」は職能を超えてスペシャリストが集まり英語を公用語とするなど、新しいチャレンジを続けています。
チーム数
サイボウズ社内の組織図上に存在しているチームの数です。
メンバーの増加、ビジネスの拡大と共にチームの数も増え続けています。
チームメンバーの推移
マネジャー(副部長以上)の人数
人材マネジメントを担当するマネジャー(副部長以上)の人数です。
組織の拡大、チーム数の増加に比例して、マネジャーの人数も増えています。
新任マネジャー向けのトレーニングや組織を横断してのディスカッションを定期的に実施しています。
変革のきっかけ
改革のきっかけは離職率の上昇でした。
その後、メンバーが安心・安全な関係性と環境で働けるように改善を続け、最高で28%だった離職率は安定して3-5%で推移しています。
情報共有
公明正大な情報共有を大事にし、対話と議論を重んじています。「プライバシーとインサイダー情報以外は公開する」をルールに、役職や役割によらず誰もが同じ情報にアクセスできる状態にしています。透明性の高い経営に繋がるだけでなく、社員が主体的に全社に関わる意思決定にも参加し議論する機会にも繋がっています。
経営会議の公開議題数と助言数
経営会議の議題に対して、会議に参加していない全社員がkintoneアプリを通して「助言」をする仕組みを運用しています。
この仕組みを通して、賛否の表明や質問や助言を述べることができるようになっています。
また、経営会議中の参加者の発言を含む意思決定のプロセスや決定事項はインサイダー及びプライバシーに関わらないものはすべて社内に公開されています。