1981年創業、IT業界で長い歴史を持つNDIソリューションズ株式会社。
15名のメンバーとバックオフィス業務の業務改善に取り組んだリーダーが、今回ご登場いただく西村 美保さんです。
西村さんは、業務の自動化や効率化につきものの、現場メンバーからの不安とどう向き合ったのか?その心構えを聞いてみました。
まず、バックオフィス業務を自動化しようと思い立ったきっかけをお伺いしたいのですが。
いつごろから着手されたんですか?
人手も足りない、引継ぎもうまくいかない。リーダーとしては大ピンチですね。
お話を聞いているだけで、現場の混乱が容易に想像できます。
自動化に着手するのって、すごく大きなチャレンジですね。
どなたか相談できるかたはいらっしゃったんですか?
開発部門とうまく連携されて。
自動化してどのぐらいの効果が出たんですか?
16人が11人に!劇的な変化ですね。
現場のみなさんにも変化が出てくるのではないでしょうか?
出てきたアイデアの活用は、どのように進めていかれたんですか?
kintoneがうまく業務改善に一役買っているというか。
ツールとしてうまく使ってくださっているっていう感じなんですかね。
ここはシステム化したいなとか、ペーパーレス化したいなとなったら、「kintoneのアプリ作ってみましょう」みたいな意見が、メンバーから自然と出る?
kintoneの操作とかはそんなに抵抗なく、みなさんやられているんですね。
kintoneの標準機能だけでは足りないところは、カスタマイズで実現されているんですね。
それも西村さんのチームのメンバーが?
クラウドサインは契約書の管理が目的ですか?
なるほど。リマインダー使って。
業務改善の効果が実感できたことで、現場のみなさんが自ら手を動かす、アイデアを出すというモードに切り替わったんですね。
それまでは、みなさんはどういう感じでお仕事されてたんですか?
そこを変えていこうと。
将来の自分のため、というと具体的にどんなことをイメージされてますか?
自動化で人間がやるところは減るけれども、そこで空いた時間で何をするかっていうところをもうちょっと考えていきましょうと。
ところで、西村さんのチームが挑戦した、バックオフィス業務の自動化大作戦がきっかけとなって、新しい部署ができたとうかがったのです。
BPAは、Business Process Automationの略ですか?
バックオフィス的な部門って、一般的に日の目を浴びにくいところだと思うんですけど。
西村さんのチームは、そんなこと全然なくて、今後どんどんスポットライトが当たっていきそうな勢いを感じますね。
最後にみなさんにお聞きしているんですけど。
西村さんにとっての業務改善とは?
無駄を見つけると、黙っていられない?
当時から営業事務のリーダー的な役割をしていたのですが、チームのメンバーで産休や育休を取る人が続出しまして。組織変更もあって、どうしても人手が足りない状況になってしまったんです。
しかも、業務マニュアルとか、引き継ぎの手続きも整備されていなくて。