2020年、記念すべき第1回は、岐阜県恵那市でケーブルテレビ事業を運営する株式会社アミックスコムの安藤 満秋さんです。
岐阜県恵那市といえば、今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主役、明智光秀のゆかりの地のひとつとしても有名な、長野県と愛知県に隣接する自然豊かな地域です。
「人の気持ちばっかりに目がいってしまいがち。非効率でも平和に業務が回っていればいい」という“人情派”リーダーが、どのようにしてメンバーがみずからkintoneを使って業務改善に取り組む土壌を作ったのか?「ツールを導入したのに、メンバーが使ってくれない」とお悩みの業務リーダーのみなさま、必見です!
今日はよろしくお願いします!
業務改善リレー初の中部地方進出、楽しみにしておりました!
さっそくですが、安藤さんはお客さまとの窓口業務を行うチームの、リーダーをされてるんですね?
残業を減らしたい、属人化も何とかしたい。最初は、どんな対策を?
そんなツライ状況で、kintoneの導入担当者にアサインされたんですね。
どういう形で導入されたんですか?
工事のスケジュールって、工事業者さんと、実際にケーブルテレビに加入していただくお客さまとの調整が必要ですよね。業務としては肝になりそうな。
それが、紙だったんですか?!
たしかに、個人情報の取り扱いは難しいところですね。
メンバーのみなさんの反応はどうだったんですか?
冷ややかな反応ですね。
今まで業務を担当されてきたかたにそう言われてしまうと、リーダーとはいえ、やりにくいですよね。
「使ってみましょう」っていう提案ではなく、お願いしたんですね。
メンバーがkintoneへの移行作業を始めくれたんですね?
最初のアプリは、安藤さんがご自身で作られたんですか?
残業しながらもkintoneへの置き換えは進んでいったんですね。
だんだん、皆さんを巻き込めてきた感じですね。
紙で管理していたスケジュールでは実現できない。kintoneに移行したからこそ気づけた。
発見ですね。
アプリの名称を変えたのは、メンバー内の話し合いの中で?
現場の人からの要望を、安藤さんがアプリに反映していったんですか?
そこまでやってくれたら、皆さんの反応も変わってきますよね?
kintoneが、安藤さんのものではなく、メンバーみんなのものになっていったんですね。
そうですよね。ほかの人の納得感がぜんぜん違う。
kintoneがあったことで業務の分解がしやすかったっていうのがあるんでしょうか?
その、ひたすら考えてやっていた期間って、どのぐらいでしたか?
その「3か月の我慢」というのは、やっぱり残業が増えたりっていうこともありますよね?
プラットフォームがkintoneで、解決するための形というのが、つまりアプリひとつひとつの形なんですね。
最後に、皆さんにおうかがいしているんですけど。
安藤さんにとっての業務改善とは?
作業効率化と業務改善ってイコールだと考えている人が多いと思うんですけど、安藤さんの場合、効率化というより、マインドの部分が大きいのかもしれないですよね。