人事ポリシー
チームの生産性とメンバーの幸福
私たちは「チームワークあふれる社会を創る」ために集まったチームです。
そして私たち自身のチームも「チームワークあふれる会社」でありたいと考えています。
共通の理想を、チームの力で効果的・効率的に実現することを目指すことはもちろん、
このチームに参加するメンバーひとりひとりが幸福に働けることとの両立を目指していきます。
“100人100通りのマッチング”
私たちには実現したい理想があります。
そのためにチームとして取り組みたいチャレンジがあります。
一方、ひとりひとりにはそれぞれ多様な個性、多様な価値観があります。
何を強みとするか、どんな働き方や方法でチーム貢献できそうか、そのときの希望は何か。
チームとしてのチャレンジとメンバー個人の希望。
もちろん、チーム活動の中で、個人的な希望や幸福のすべてが必ず実現できるとは限りません。
トレードオフが発生するケースもあります。
これらはあくまで「マッチング」です。
石垣を築くことは、単一型のレンガを積むほど容易ではありません。
ですが、いろんな色や形を組み合わせ、強固な石垣を作ることで、
チームも個人も最も良いパフォーマンスと幸福な状態を持続させたいと考えています。
マッチングを支える制度
条件マッチング制度
チームの生産性とメンバーの幸福がバランスする条件(業務内容・働き方・給与)を、チームと個人のコミュニケーションを通じ、決定(マッチング)する制度です。希望の条件は人によって異なり、チームのニーズもまたチームによって異なるため一律の基準を全員に当てはめることはしません。
私たちは、ひとりひとりが多様であることを前提にひとりひとりと対話し、100人100通りのマッチングを実現します。
働き方の多様性
働き方マッチング
個人の価値観やライフスタイルにあわせて、メンバーは勤務時間や場所の希望を伝えることができます。マネジャーは、その希望を聞いたうえで、その人に期待する役割や業務を検討し、条件(業務内容・働き方・給与)を提示します。メンバーがその条件に合意することで条件が決定します。
また、サイボウズではメンバー全員の働き方が全社に向けて公開されています。
複業(副業)
複業をする・しないに関わらず、チームの生産性とメンバーの幸福がバランスできていることを理想としており、サイボウズでは複業を禁止も推奨もしていません。すべての私的活動と同様に、原則個人の自由です。ひとりひとりが複業におけるリスクや注意点を理解した上で、複業することができます。
休み方の多様性
多様な価値観を持ったメンバーがそれぞれ自律して自身の幸福を考えて働き方を考えていることと同様に、「休み方」についても主体的に考えて休暇を活用してほしいと考えています。そのため、ひとりひとりが積極的に「休暇」について考え、多様な目的に応じて自由に使えるよう、対象者や目的を限定しない休暇制度を設けています。
サイボウズに新たな休暇制度 「ケア休暇」「プロアクティブ休暇」が誕生!プロアクティブ休暇
働き方と一緒に休暇の活用(休み方)も模索し、主体的に自分らしく、休暇を活用しながら働けるように、年に5日、取得要件を限定しない休暇を取得できます。
ケア休暇
自分や家族の傷病(看護・介護)や療養でお休みが必要な時に、年に5日の休暇を取得できます。家族とは、詳しく以下を指します。
配偶者/事実婚・同性婚のパートナー/父母/子/配偶者の父母/
事実婚・同性婚のパートナーの父母/祖父母、兄弟姉妹、孫/上記以外の家族で会社の認めた者
キャリア・学びの多様性
ひとりひとりが主体的に自身のキャリアに向き合い、「自分に必要な学びを、自分に合った学び方」で学び、新しいチャレンジに向けた行動がしやすくなるような仕組みづくりを進めています。
ジョブボード
いわゆる社内向けの求人票です。新しいメンバーを募集しているチームが、社内のkintoneに求人情報を登録できます。そのチームの仕事に興味があるメンバーは、カジュアル面談の申し込みや「大人の体験入部」の登録もできます。本人とチームでマッチングが成立すれば、異動や兼務が実現します。
社内マッチングを支援する「ジョブボード」。募集側・応募側それぞれどう感じてる?使ってみた2人にインタビュー!大人の体験入部
キャリアの検討や現在の業務へ活かすことを目的に、他部門に一時的に兼務・異動ができる制度です。海外を含むすべての拠点・部門に希望を出すことができ、最短1日から最長3ヶ月までお試しできます。体験入部の目的や内容、期間がマッチングし、所属部門のマネージャーと受入部門のマネージャーの承認によって実現します。
ひとりひとりが主体的に「自分に必要な学びを、自分に合った学び方」で学び、自律的に自身のキャリアに向き合い、新しいチャレンジに向けた行動がしやすくなるような仕組みづくりを進めています。
「大人の体験入部」実際に利用した3人にホントのところを聞いてみた!Self-learning Program
自主的に取り組もうとする業務上必要なあらゆる合理的な手段の学びに対し、学習にかかる費用を年間12万円/人を上限に補助します。
例)オンライン英会話の利用料、動画学習サービスの利用料
その他社内制度や風土、それに対する考え方については、常にアップデートし続けており各種サイトでご紹介しています。