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そでらぼが政策提案ページを開設。不登校の子どもがいる保護者に寄り添うモデルを提案

そでらぼが政策提案ページを公開

サイボウズのソーシャルデザインラボ(そでらぼ)は、不登校の子どもを持つ保護者に寄り添う新たな支援モデルを政策提案ページにて公開しました。匿名で相談できるオンライン窓口や、フリースクールと学校をつなぐ仕組みを、kintoneを活用して実現する内容です。国の「COCOLOプラン」に基づき、現場で導入できるアプリパックの提供も今秋に予定しています。

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背景

文部科学省の調査では、小中学生の不登校児童生徒は11年連続で増加し34万人を超えています。特に不登校の初期段階で保護者は「誰に相談すればよいかわからない」と孤立しやすく、精神的にも物理的にも追い詰められるケースが多く見られます。

そでらぼではこうした課題を受け、
・2024年12月に不登校児の保護者1,000名へのアンケート
・2025年3月に不登校経験のある保護者へのインタビュー調査
を実施しました。

提案の概要

1.オンライン不登校相談窓口(匿名可)

  • 匿名で安心して相談できる
  • 解決事例やFAQにアクセスできる
  • 専門家・学校と早期につながれる
  • 相談履歴を一元管理し、説明の手間を削減

自治体や教育委員会が、匿名利用可能な「不登校相談窓口」をkintone上に構築します。保護者は名前を出さない方法も選べ、安心して相談できます。相談内容はデータとして整理され、これまで寄せられた他の相談や解決事例も参照できます。学校や専門家とつながることで、お子さまやご家庭に合ったアドバイスにつながります。

2.フリースクール・支援団体と学校をつなぐ仕組み

  • 保護者が活動記録をリアルタイムに把握できる
  • 学校との情報共有が進み、連絡・書類作成の負担を軽減
  • 出席状況の共有で、学習上の配慮に活用可能
  • 助成金申請・成果報告にも転用でき、支援に集中できる

フリースクールや支援団体での活動記録をkintoneで一元管理し、学校側と自動で共有する仕組みを構築します。保護者は日々の活動や成長を把握でき、家庭での関わり方にも生かせます。なお、これらの一部はすでに「サイボウズの楽校」等で活用されています。

今後の展望

そでらぼでは、今秋に自治体や学校が簡単に導入できるkintoneアプリパックの提供を予定しています。サイボウズが運営する「サイボウズの楽校」でも実証を進め、現場の声を反映した改善を重ねていきます。今後も自治体・教育機関・企業・地域と連携し、保護者が孤立せず子どもと向き合える環境づくりに貢献していきます。

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