このたび、認知症のある人が地域や社会とつながりながら、自分らしく生きるための支援や関わり方を考える講演会を5月に、サイボウズ松山オフィスにて開催します。講師は、長年にわたり認知症ケアの現場に携わり「注文をまちがえる料理店」の取り組みなどでも知られる和田行男氏です。
今回は、介護福祉関係者向け講演会と一般向け講演の2つの講演を実施します。それぞれの立場から認知症との向き合い方を考え、明日からの実践や日々のまなざしにつながる機会です。
講演会概要
介護福祉関係者向け講演会
これからの認知症ケアを考えよう
「介護される人」から「社会とつながって生きる人」へ ― 和田行男氏 特別講演 ―
認知症基本法が施行された今、支援のあり方もあらためて問われています。本講演では、「できないこと」ではなく「できること」に目を向け、認知症の本人の意思を尊重しながら、社会とのつながりを支えるケアの実践について、和田氏が三十数年の経験をもとに語ります。
「本人の意思」を尊重するケアとは何か、「注文をまちがえる料理店」が生まれた背景と全国へ広がる意味、認知症基本法施行後に地域や施設に求められる役割など、現場に生かせる視点を学ぶことができます。
認知症のある人が「介護される人」にとどまらず、社会とつながりながら生きていくために、支援する側に何ができるのかを考える講演です。
| 日時 | 5月8日(金)18:30~20:00 |
|---|---|
| 会場 | サイボウズ松山オフィス (「大街道」徒歩3分) |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 40名 |
| 申込締切 | 4月28日(火) |
一般向け講演
まちがえを受け入れ楽しむ生き方のヒント
~認知症とともに安心して暮らせる社会づくり~
身近な人が認知症になったとき、どのように向き合えばよいのでしょうか。「まちがえてもいい」というひとことが、本人との関係や社会のあり方を大きく変えることがあります。
日本では、認知症の人は軽度も含めると約1,000万人を超えるともいわれています。「介護してあげる人」と「される人」という一方向の関係ではなく、認知症になっても自分らしく、社会の一員として生きられる社会をつくるためには、私たち一人ひとりの"まなざし"が変わることが大切です。
本講演では、"まなざしを変える"ひとつの実践として、「注文をまちがえる料理店」の取り組みを紹介します。注文をまちがえても「まぁ、いいか」と笑い合えるこのレストランは、認知症のある人とともに生きる社会のあり方を考える大きなヒントを与えてくれます。和田氏が、認知症の人との向き合い方や、安心して暮らせる社会づくりについて、やさしく、そして熱く語ります。
| 日時 | 5月9日(土)13:00~14:30 |
|---|---|
| 会場 | サイボウズ松山オフィス (「大街道」徒歩3分) |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 40名 |
| 申込締切 | 4月28日(火) |
講師プロフィール
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和田行男氏 和田氏は高知県生まれ。国鉄の電車修理工から福祉業界へ大転身を遂げました。特別養護老人ホームなどを経て1997年、東京都ではじめてとなるグループホーム「こもれび」の施設長に就任しました。 現在は株式会社大起エンゼルヘルプ取締役として介護保険事業を統括しています。また、「一般社団法人 注文をまちがえる料理店」理事長として活躍されています。 |
「注文をまちがえる料理店」とは
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認知症の方がホールスタッフとして接客する期間限定のレストランです。注文をまちがえても「まぁ、いいか」と笑いあえる場所として、多くの人の共感を呼んできました。 この取り組みは世界中のメディアでも注目され、認知症のある人を「支えられる存在」としてだけではなく、社会の中で役割を持ちながら共に生きる存在として捉え直すきっかけになっています。認知症ケアの本質や、認知症のある人とともに安心して暮らせる社会づくりのヒントが詰まった取り組みです。 |
参考リンク
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