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サイボウズの製品

ここではサイボウズがグループウェア事業で開発・販売している製品について紹介します。

グループウェア事業を支える4つの製品

サイボウズの主な事業はグループウェアの開発・販売です。kintone、サイボウズ Office、Garoon、メールワイズの4つが主力製品になります。

図表:2つのグループウェア製品、kintone(業務システムを自由に作れるクラウドプラットフォーム)、サイボウズOffice(中小企業向けのかんたんらくらくグループウェア)
図表:2つのグループウェア製品、Garoon(中堅・大規模組織向けグループウェア)、メールワイズ(メール対応を一元化できるメール共有システム)
  • グループウェアとは、組織で情報共有するためのITツールのこと

全社の情報共有に適したサイボウズ OfficeGaroon、現場業務を効率化できるkintone、メール共有に特化したメールワイズと、異なる役割を持った4つの製品があることで、中小企業から大企業、自治体や医療機関、学校など、チームワークに関するニーズを幅広くカバーできます。

図表:2つの軸で製品の立ち位置を整理した図。縦軸はそのまま使う・業務にあわせて作り込む、横軸は組織全体で使う・特定の業務で使うを表す。4つの製品が縦横全体をカバーしている。

ここからは4つの製品を詳しくご紹介します。

kintone

kintoneとは?

kintoneは、プログラミングの知識がなくても業務に合わせたシステムをすばやく開発できるノーコード・ローコード製品です。データを蓄積・一覧・検索できるデータベース機能と、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション機能が備わっています。たとえば営業部では顧客管理システムを作ったり、総務部では社員名簿の管理に利用したりと、チームの課題にあわせて自由にシステムを作ることができます。

  • ノーコード・ローコード:プログラミング言語を使わなくてもシステム開発ができるツールや環境のこと。kintoneもローコードツールのひとつ。

関連ページ:製品サイト | kintone

関連ページ:導入事例 | kintone

kintoneの強みと成長性

現場が主体となって業務改善に取り組めることがkintoneの大きな特徴です。専門知識がなくても扱えるため、業務を行う現場でシステムを作り、運用しながら改善を続けられます。またパートナー企業とのエコシステムが強固で、kintoneに関わるさまざまなサービスや製品が提供されていることもkintoneの急成長を支えています。

近年ノーコード・ローコード市場が盛り上がりを見せていますが、2011年に販売開始したkintoneはこの市場で先駆者としてのポジションを築いています。ノーコード・ローコード市場の拡大、さらにグローバル展開の強化により国内外でさらなる成長が期待できます。

kintoneに関わる社員の声

  • kintoneの利用方法は100社100通りで、明確な用途が決まっていない製品なので、一般的に提唱されている開発手法が当てはめられないことが多いです。kintone独自の開発プロセスを自分たちで考えなければならず、そこが難しく面白いところです。社内外に関係者が多いため検討範囲が広く、バランス感覚が問われることも多いです。(開発)

  • 業種や規模を問わずあらゆるチームを支えられるやりがいがあります。一方で、お客様ごとに解決したい課題や最適な提案が異なるため、多種多様な業務プロセスを常に勉強し続けなければいけません。とても大変ですが、常に探求することを楽しめる人であれば、とても面白い製品だと思います。(営業)

  • ノーコード・ローコードというトレンドの最前線で仕事ができるところにやりがいを感じます。投資額も活動量も大きい製品のため施策の一つひとつがダイナミックです。グローバル展開も加速しているので、海外のチームと連携した施策も多く、kintoneの勢いと広がりを感じられます。(マーケティング)

  • お客様の社内の業務改善の現場に、一番近くで立ち会える醍醐味があります。一方で活用提案に決まった型がなく、同じ案件でも人によって回答が変わることもしばしば。時間をかけて自分の提案に磨きをかけていく必要があります。(カスタマーサクセス)

サイボウズ Office

サイボウズ Officeとは?

サイボウズ Officeは中小企業向けのグループウェアです。スケジュールや掲示板、ワークフローなど、組織の情報共有に必要な機能があらかじめ揃っています。サイボウズ Officeを導入する企業は、それまでグループウェアを使ったことがない場合が約半数。はじめてのグループウェアとして多くの中小企業を支えています。

関連ページ:製品サイト | サイボウズ Office

関連ページ:導入事例 | サイボウズ Office

サイボウズ Officeの強みと成長性

機能がシンプルでわかりやすく、パソコンが苦手な方でもすぐに使いこなせることが、サイボウズ Officeの強みです。中小企業の場合、システムの専任管理者がいない場合が多く、総務のメンバーや経営者が自ら運用されていることも少なくありません。サイボウズ Officeはシステムの専門知識がなくてもかんたんに導入・運用管理できます。この「使いやすさ」はお客様からお客様へと伝えられ、クチコミをきっかけに導入いただくことが多いのもサイボウズ Officeの特徴です。

中小企業はグループウェア未導入の企業がまだまだあり、「組織の情報共有に課題があるものの、どうしたらいいかわからない」という企業も多いです。グループウェアの価値を広く知っていただくことで、今後も多くのお客様に導入いただけると考えています。

サイボウズ Officeに関わる社員の声

  • サイボウズ Officeはカスタマイズせずにそのまま使っていただくことが多いため、自分たちの開発した機能がダイレクトにお客様の役に立っている実感が持てます。各機能のユーザーシナリオがシンプルなので、スピード感のある開発がしやすい製品です。(開発)

  • 首都圏だけでなく全国的に広く使われている製品のため、「全国のチームワークに貢献している」という実感が持てます。また、サイボウズ Officeがあることでいろいろな規模や業種のお客様に提案ができています。(営業)

  • 課題が顕在化していないお客様に対して、どのように製品を訴求すべきか考えるのが一番難しくやりがいがあるところです。サイボウズの中では導入社数が最も多い製品のため、TVCMを行ったりアンケートなどで集まったデータを分析したりマスに向けたマーケティングをはじめ、認知からお試し後のナーチャリングまで幅広く活動できるところが魅力です。(マーケティング)

  • システム導入が初めて、かつ総務の方などITの専門的な知識が無い方が管理者をしているケースが多く、そのようなお客様に寄り添いながら支援させていただくところに、難しさとやりがいを感じます。(カスタマーサクセス)

Garoon

Garoonとは?

Garoonは中堅・大企業向けのグループウェアです。基本的な機能はサイボウズ Officeと同じですが、従業員が多い組織でも運用しやすいように管理機能が充実しています。また他製品との連携、カスタマイズがしやすいことも特徴で、お客様の組織に合わせた使い方が可能です。最近はkintoneと一緒に使っていただくケースが増えてきました。

関連ページ:製品サイト | Garoon

関連ページ:導入事例 | Garoon

Garoonの強みと成長性

基本的なグループウェア機能を備えながら、他製品との連携やカスタマイズがしやすい自由度の高さも兼ね備えているのがGaroonの特徴です。近年のSaaS市場の進化と拡大により、従来はオンプレミス思考が強かった大企業や官公庁でも業務にクラウドサービスを利用することが増えてきました。大規模組織の場合、サービス同士の連携などお客様独自の要件があることが多く、そのようなニーズに柔軟に対応できるカスタマイズ性の高さが強みとなっています。

テレワークの普及により、今後大企業での情報共有の課題が増えていくと予想されます。「導入実績が豊富な国産グループウェア」としてのポジションを活かすことでさらなる成長をめざしています。

  • SaaS:Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア)の略。クラウドで提供されていて、PCなどにインストールしなくても、インターネット経由でいつどこからでも利用できるソフトウェアのこと。

Garoonに関わる社員の声

  • 日本を代表するような企業や官公庁に導入されていることにやりがいを感じます。一方で、大企業特有のご要望に対してどのように答えていくべきか悩むことも多いです。また、クラウド版だけでなく、パッケージ版など複数の提供形態があるため、考慮すべきことが多く難しい部分もあります。(開発)

  • 1社あたりのユーザー数が多いので、多くの方の情報共有をご支援できている実感が持てます。お客様の中には「始業時はまずGaroonを見る」とおっしゃる方も多く、毎日の仕事の始まりを支えられているのが嬉しいです。大規模な案件の場合、高度な技術知識、提案力が求められる点は難しいですが無事に稼働できた時の達成感は大きいです。(営業)

  • 人数の多い組織ほどチームワークに問題を抱えやすいので、サイボウズが取り組む意義が最も大きい製品だと思います。販売代理店やSIer経由での販売が多い製品のためパートナー企業と協力して施策を進めることが多く、複数の会社で連携してビジネスを進められるところにもやりがいがあります。(マーケティング)

  • 基本的な使い方はすでに理解されているお客様が多いため、さらに活用方法を広げるためのご提案が中心になります。Garoonのカスタマーサクセスチームは立ち上げたばかりということもあり、新しい仕事を開拓できる面白さがあります。(カスタマーサクセス)

メールワイズ

メールワイズとは?

メールワイズは、チームでのメール対応を一元管理して効率化できるメール共有システムです。カスタマーサービス部門のお問い合わせ対応から、営業部門のメール対応まで幅広く導入されています。複数人で同じメールボックスを共有でき、メールのステータス管理や、コメントのやりとりなどが可能です。チームでのメール対応に必要な機能がそろっています。

関連ページ:製品サイト | メールワイズ

関連ページ:導入事例 | メールワイズ

メールワイズの強みと成長性

機能がシンプルで簡単に使い始められることに加え、2ユーザー/月額1000円の低価格で導入できる手軽さがメールワイズの強みです。

ビジネスパーソンのほぼ全員が仕事でメールを使う一方で、メール対応を複数人で手分けして効率化するという手段を取っている人はごく一部です。メール共有という新しい市場の拡大とともにメールワイズの成長が期待できます。

メールワイズに関わる社員の声

  • サイボウズ製品の中では、金額的にも機能的にも最も手軽に導入できる製品なので、「チームワークの最初の一歩を支援できる」ということにやりがいを感じます。「メールをチームで共有して使う」という価値の認知、理解がまだまだなので、初めてチームでのメール共有をするお客様が、簡単にわかりやすく使えることを大切に考えています。(開発)

  • チャットなどが普及しているとはいえ、まだまだメールは業務ツールとしてウェイトが大きいです。そんなメールの業務効率化を進めることができるとても意義ある製品だと提案するたびに感じています。個人個人でメールを管理していると、共有がしにくく非効率になります。メールワイズをご提案し導入したお客様から「これで効率的に仕事ができます!」とお声をいただけたときは、課題にピンポイントに刺さった感じがしてやりがいを感じました。(営業)

  • メール共有ツールという解決策は世の中にまだ知られていない状況で、これから市場を広げていく段階。お客様がイメージできていないアイディアを世の中にいかに広められるかが難しくやりがいがあるところです。現状では、Webサイトから直接購入するお客様が多いため、Webを中心とした施策が多いです。(マーケティング)

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