職場を知る

リモートワーク

サイボウズのリモートワークに対する考え方や取り組みを紹介します。

リモートワークに対する考え

サイボウズは、「100人いれば100通りの働き方」の希望があることを前提に、多様なメンバーが自分らしく働ける人事制度を探求しています。

リモートワークも10年以上前から導入に取り組んでおり、制度やツール整備の支援、ITへの投資を積極的に行ってきました。これまでの活動を経て整えた環境やノウハウは大切にしながら、より円滑なコミュニケーションができる体制を目指して、今後も改善を続けていきます。

リモートワークを支える取り組み

サイボウズでは、「制度」「ツール」「風土」の3つをリモートワークに必要な要素と定義し、各分野でメンバーの活動をサポートする取り組みを行っています。

図表:リモートワークに必要な3つの要素である、制度と風土とツール。制度とは、在宅勤務、人事評価と給与育児休暇、採用・退職、複業など。風土とは、理想への共感、多様な個性を重視、公明正大、自立と議論。ツールとは、情報共有クラウド、遠隔会議、セキュリティ、リアルオフィスなど。

制度

一人ひとりが自分らしく、いきいきと活躍できるよう、多様な希望にあわせた人事制度を作っています。また、これらの制度は作って終わりではなく、利用するメンバーからの声や意見を反映して常に改善されています。

働き方宣言制度

本人の希望する働き方とチームのニーズがマッチすれば、ライフスタイルにあわせて勤務時間や働く場所を選択できます。

関連ページ:初公開! サイボウズの自由すぎる働き方はこんなやり方で管理されていた | サイボウズ式

リモートワーク環境手当

リモートワーク環境を整えることを目的に、勤務時間や勤務日数に関わらず1人につき月5,000円が支給されます。ただし、契約の所定労働時間が月80時間以下の場合は月2,500円です。

コンディションサーベイ

自分自身やチームメンバーの健康状態に気づけるよう、週に1回程度任意で回答できるサーベイを用意しています。内容の公開/非公開も個人が選択可能で、公開してお互いの調子を確認したり、非公開にして自分専用のコンディションチェックにしたり、自由に活用されています。

写真:コンディションサーベイの画面キャプチャ。体調(身体・心)はどうですか、一緒に仕事をするメンバーとチームワークよく働けていると感じますか、などの質問が表示されている。

「社内制度」について知る

ツール

社員の業務コミュニケーションは、サイボウズのサービスを中心にWeb会議やチャットツールなどのオンラインツールを利用して行われます。
そのため、PCやスマホなど社員に支給する機器のスペックにはこだわり、投資を惜しみません。

下記の表は、社員が利用できるPCのスペック一覧で、この中から社員は使いたいPCを選択できます。
※社用スマホはiPhoneを支給しています。

また、PCやスマホ以外にもモニター、ヘッドセットなど、PC周辺機材についても業務に必要なツールは基本的には会社負担で購入できますので、一人ひとりにとって最も効率的な作業環境を整えられるようにしています。

PCリスト

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関連ページ:「サイボウズはなぜ在宅勤務用PCまで支給するんですか?」情シスに聞いたら、理念へのこだわりがすごかった | サイボウズ式

風土

サイボウズではリモートワーク上でのコミュニケーションを円滑にするために、①情報をオープンにすること ②心理的安全性を確保すること ③監視をあまりしないことを原則としています。

①情報をオープンにすること

サイボウズでは、資料や情報を一人の手元にため込まず、部門を超えたメンバーも閲覧できる状態で保管しています。また、リモートワークでは仕事の結論に至るまでの背景や意図が見えにくいため、意思決定のプロセスも可能な限り公開するようにしています。このように徹底した情報共有でメンバー間や働く場所の違いによる情報格差をなくし、権力差や対立が生まれにくい環境を作っています。

②心理的安全性を確保すること

「周囲から反応が貰える」という安心感を全員に持ってもらうことで、オンライン上でも発言しやすく、活発なコミュニケーションが生まれる空気を保っています。具体的には、メンバーの発言や書き込みに対して「いいね!」やコメントを返したり、関連する情報を積極的にこちらからシェアしたり、何らかのリアクションを心がけるようにしています。

③監視をあまりしないこと

リモートワーク中はお互いの様子がわかりにくく、マネジメントの観点から過度な監視を求めがちになります。しかし、常に監視している状態はマネジメントする側にもされる側にもストレスになるため、サイボウズではPC操作や勤務状況の報告などは強制していません。

そのかわり、メンバーが自分の状態や作業状況をあくまでも自主的にシェアすることで、お互いの様子がオンライン上でも感じ取れるようにしています。

関連ページ:「メンバーの様子が分からない」──テレワーク時代におけるマネジメントの勘所 | チームワーク総研

リモートワークを支えるチーム

オフィスでも自宅でも、場所にとらわれない働き方を実現するために活動しているチームがあります。

情報システム部

私たちのミッション

「To create IT systems for the best work of everyone anytime, anywhere」

サイボウズが掲げる「100人いたら100通りの働き方」をシステムやツール面で支えているのが、情報システム部です。サイボウズでは個人の要望にあわせてIT環境を整えることができ、リモートワーク中でも情報システム部に依頼すれば自宅の仕事環境をカスタマイズできます。また、ビデオ会議システムやチャットツールの導入にも積極的に対応し、メンバーが働きやすい環境を作るサポートを行っています。

写真:鶴村さん

鶴村さん

情報システム部

サイボウズは、最高のパフォーマンスを保つための環境整備を大切にする会社です。ITへの投資も積極的で、メンバーは自分が使いやすい機材、パフォーマンスを発揮できる機材を自分で選択して働いています。私たちも日々進化するテクノロジーをキャッチアップして、一人ひとりの最適な環境作りをお手伝いしていきたいです。

人事労務部 すこやかチーム

私たちのミッション

「一人ひとりが安心して心身ともに健康に働ける環境づくり」

すこやかチームでは、社員一人ひとりが自分自身の状態に気づき、必要なアクションが取れるようにサポートしています。社員の相談先の選択肢を増やし、状況や内容に応じて、安心して相談できる環境づくりを進めてきました。また、チームに対しては、メンバーの異変に気づいたり相談されたときに、どのようなアクションを取ればよいのか、個人とチーム、双方に情報提供をしています。

すこやかチームによる情報発信の一例
スライド:社内に共有された資料の一部。「仕事環境を整えよう」というテーマ。
スライド:社内に共有された資料の一部。「仕事の時間を管理しよう」というテーマ。
写真:佐藤さん

佐藤さん

人事労務部 すこやかチーム

私たちは、一緒に働くメンバーの不調に気づきアクションをとるチームケアのほか、メンバーが自分の不調に気づいて対処するセルフケアに特に注力したサポートを行っています。働くにあたって、自分で自分をケアするスキルを身に着けるのは大切なことです。健康診断やストレスチェックなどの法定で決められた仕組みも最大限活用したうえで、自分で気づき自分で対応する、自立した形のケアをもっと浸透させていきたいです。

コミュニケーション促進チーム

私たちのミッション

「0から1の新しい知り合いをつくり、社内のメンバーのつながりを生む」

コミュニケーション促進チームとは、メンバーが仕事で困ったときや悩んだとき、自分の上司以外にも相談できるような社内の「つながり」を創出しているチームです。現在は、 部門や年次を超えた関係性を社内に作れるような施策や制度の運用、イベントの企画などを行っています。

コミュニケーション促進チームの企画・運営している施策
  • 自己紹介アプリ
  • 全社的な自己紹介イベント
  • 社内イベント開催支援
  • 全社的な雑談イベント
  • ハードルの低い雑談スペースの企画運営
  • キャリア入社向け同期のコミュニケーション形成企画
  • 社内イベント一覧ポータル
写真:古谷さん

古谷さん

コミュニケーション促進チーム

業務以外のちょっとしたコミュニケーションが不安をやわらげたり、メンバーにとってもチームにとってプラスにはたらくことがあります。リモートワークが中心となり、偶発的なコミュニケーションが減ってしまったからこそ、制度や施策を通じて新しいつながりを持てる選択肢を用意しておきたいと思っています。

「コミュニケーション方法」について知る

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