この職種について
チームワークのためのモバイル
サイボウズでは「チームワークあふれる社会を創る」という理念のもとグループウェアを様々な業種で活躍されている企業やチームに向けて提供しています。PCでの利用を主軸に1,000万人のユーザにご利用いただいているサイボウズ製品ですが、スマートフォンを始めとするモバイル端末から利用されるケースも多くあります。
モバイル端末はいつでも手元にあるため、場所や時間を問わずにチームの情報にアクセスしてチームワークを発揮するためのツールとなります。世のチームワークをより高めるために、サイボウズ製品にはモバイル端末の力が不可欠です。
Androidエンジニアのミッション
Androidエンジニア職では、サイボウズ製品のAndroidアプリのユーザ体験向上とユーザ価値の実現に取り組んでいただきます。Androidエンジニアは各製品チームに所属し、Android技術の動向、製品のドメイン、チームの状況を材料にアプリを最適に設計します。価値あるAndroidアプリを実現するために自身の力を発揮し、積極的に課題を解決していく自立性が求められます。
採用情報
Androidチーム(kintone)について
募集背景
kintoneのAndroidアプリは初期リリースから5年以上が経ちます。
リリース当時と比べるとAndroidアプリ開発を取り巻く環境や技術は格段に進歩していますが、kintoneアプリが採用している設計思想や技術スタックについてはあまりアップデート出来ていないのが実情です。今後はよりスピーディーかつ長期的に安定して価値を提供出来るアプリ開発をするために、前述したような技術的な課題改善の取り組みや、よりモダンな技術の導入検討・推進を一緒に取り組んで頂ける仲間を募集しています。
業務内容
kintoneは表計算ソフトよりも快適に、専門システムより柔軟に、自社でシステムを開発するよりスピーディーかつ低コストに、「サクッと」思いついた業務改善をすぐに実行できるサービスです。現在までに25,000社以上の導入実績があり、あらゆる業種の仕事がkintoneによって変わってきました。kintoneのAndroidアプリでは通知の確認や営業の商談報告、店舗や工事現場などの写真を添付した状況報告などオフィス外でも時間と場所を選ばずにPCと同等の業務を行えます。
kintoneのAndroidチームは、kintoneの目指す「現場が主体となって業務改善や業務の変化に対し継続的に挑戦できる組織づくりを提供する」や「プロダクトを長期的に継続提供する」という製品ビジョンに基づきに活動しています。PC版と同等の機能を提供しつつ、一部機能はネイティブアプリ機能で提供して、より多くの組織のより多くのユーザーの業務改善サイクルにとって価値のあるアプリを目指しています。
より長く価値を提供できるプロダクト
安定してプロダクトを継続提供するためにはコードの改善やメンテナンスが必要不可欠です。そのためエンジニアが主体となりアプリ内のデータフローの可読性を高めデバッグの効率化を図ったり、Googleが推奨している設計思想を取り入れ、新規メンバーの学習コストの低減を目指しています。また、3rdPartyライブラリなどは定期的にメンテナンスを実施しています。
エンジニアが楽しい職場に
エンジニアの知的好奇心が低くなってしまうと、プロダクトを継続提供する観点からも好ましくありません。そのため、開発していて楽しいと思えるように最新技術のキャッチアップは欠かさず、導入も積極的に検討しています。また、他のプロダクトのAndroidエンジニアとも技術交流しています。
モバイルアプリの新たな価値を生み出す
kintoneアプリは今現在も多くのユーザーにご利用頂いておりますが、今後はよりユーザーの具体的な利用シーンやユーザーの業務について理解を深めて、より望まれる機能の提供をすべく、新機能開発と並行してユーザーの理解を深める取り組みもしております。
自己組織化したチーム
1人1人がコードベースの課題はもちろんのこと、開発フローや組織的な課題についても自律的に発見をして、責任を持って解決出来るように取り組んでいます。
Androidチーム(サイボウズ Office)について
業務内容
サイボウズ Officeは「誰でもかんたんに使える」をコンセプトに、社内の情報共有やコミュニケーションを円滑にする様々な機能をパッケージングしたサービスです。サイボウズが最初に提供を始めた中小企業向けのグループウェアで、累計導入社数は70,000社を突破しています。サイボウズ OfficeのAndroidアプリでは、掲示板やメッセージ、ワークフローなど、社内からPCで利用するときと同じように業務の情報にアクセスできます。
サイボウズ OfficeのAndroidチームは「Android端末からもサイボウズ Office上で満足して業務に取り組めるようにする」をミッションに活動しています。20年以上かけて多様な機能が実現されたPC版と比べてAndroidアプリでは機能が少ないため、ユーザの利用率が高い機能から順に機能追加しています。
サイボウズ Office の機能をAndroid端末で実現するための仕様策定
プロダクトマネージャーやデザイナーと連携し、PC画面より領域が狭いAndroid端末で使い勝手の良い体験を目指しています。Androidシステムが提供するユーザ体験との統合や、慣れ親しんだUIコンポーネントを利用してユーザに理解しやすいアプリケーションを実現していきます。
素早く機能を実現する
少ないコードで機能を実現するための技術選定をしています。適切な技術選定をするために、日々Android技術のキャッチアップやAndroidエンジニア同士の意見交換をしています。またメンバー間での共有認識の形成を目的にモブプログラミングを導入しており、多人数の意見を素早くコードに反映させています。
アプリの高い品質維持
関心の分離を意識したアプリのモジュール分割による変更に強いコード設計を実践しています。また、依存性注入やロジックとUIの分離のテクニックを用い、戦略的にユニットテストを実施して品質を高めています。QAエンジニアと連携して、アプリのテストプロセスの改善や効率化に取り組んでいます。
開発チームのパフォーマンスをより高める改善提案
チームの課題解決にはチーム内にある役割を理解し、協調していく必要があります。定期的な開発プロセスの振り返りを通じて、チームで成果を上げるために解決が必要な課題を積極的に発見し、解決策を考案します。
カルチャー
プロダクトや職能を超えて学ぶ場
勉強会や読書会など、自分のスキルを高める活動は業務時間内で自由に取り組めます。社内では担当プロダクトやiOS, Androidに寄らず、学びたい有志のメンバーで集まって勉強会が実施されています。活動報告のブログがありますので、参考にしてください。
過去に実施した活動例
- Android Dev Summit 報告LT会
- Kotlin Coroutines勉強会
- Flutter勉強会
Androidコミュニティへの貢献
サイボウズのAndroidアプリ開発は外部のAndroidコミュニティによって支えられています。我々もAndroidコミュニティを支える一員となり、日々の開発で得た学びを共有するために、DroidKaigiのスポンサー協賛などの社外活動を行っています。
関連ページ:サイボウズは DroidKaigi 2022 にゴールドスポンサーとして協賛します!
関連ページ:サイボウズのAndroidアプリ開発 3年間の軌跡
自分たちもチームワークあふれるように
自分たちの組織体制がユーザへの価値提供の妨げになっていると判断すれば、組織の形も積極的に見直す文化があります。チームやプロダクトにとって必要なことをメンバーが対等に議論して、自分たちのチームワークも改善しています。直近の体制変更については以下のブログを参照ください。
関連ページ: サイボウズの「モバイル」のこれから
必須スキル |
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歓迎スキル |
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勤務地 |
日本国内を前提に、全国の各オフィスや在宅など、働く場所をご選択いただけます。出社義務はありません。上記に記載したAndroidエンジニアの業務を遂行できる場所であれば、働く場所に制限はありません。モブプログラミングやスクラムイベント、その他ミーティングは全てビデオ会議で開催され、メンバーは全国各地のオフィスや自宅から参加します。 エントリー時に、働き方の希望をお聞かせください。 ※横浜、大宮はその地域で働く必然のある職種を優先としております。 関連ページ:リモートワーク | 採用情報 | サイボウズ株式会社 |
勤務時間 |
9時~18時(働く曜日・時間を自分で宣言し、変更する働き方宣言制度あり) |
給与 |
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賞与 |
年2回(2月・8月) |
諸手当 |
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休暇 |
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サイボウズはチームワークあふれる社会を創る仲間を募集しています
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選考プロセス
選考の流れ
書類をご提出いただいてから約1ヶ月半で選考を行います。面接回数は増減する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
エントリー
(3回前後)