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サイボウズに新卒入社した先輩社員の声

みなさんには、サイボウズのリアルな姿を知ったうえで、自分が働く場所としてマッチするかを見てほしいと考えています。毎年、多くの方から「サイボウズは自由で楽しく働けそう」と嬉しいお言葉をいただきます。たしかに、そうした一面は間違いありません。一方で、実際に新卒入社した社員に話を聞くと「サイボウズだからこそ大変なこともあった」という声もあります。

そこで今回は、サイボウズに新卒入社して1年目〜3年目の社員が感じた「良かったこと」「苦労したこと」「ギャップ」「やりがい」についてアンケートで質問をしました。さらに、社員に突撃取材もしてみました。こちらのページではその内容を公明正大に公開します。 ぜひ、様々な視点から「サイボウズはどんな会社なのか」を知っていただきたいです。
  
先輩5名の集合写真

入社して「良かったこと 」

  • 社内でも自社製品を使いながら仕事をしているので部署に関わらず製品に対して愛情深い人が多いこと(入社年目 システムコンサルティング本部) 
  • ざつだん」を自由に入れて良い文化のおかげで、ちょっとした相談など小さなきっかけでコミュニケーションを取ることができること(入社1年目 マーケティング本部) 
  • 事業方針や制度の背景・導入理由などが全社公開されているので、背景がわからずにモヤモヤすることがないこと入社年目 開発本部) 
  • さまざまな領域で利用できkintoneを顧客の要望に合わせて柔軟提案し多様な価値を提供できること(入社3年目 営業本部)
  • 「やりたい!」と声を上げたらそれを実現できないか周りも試行錯誤してくれること(入社1年目 クラウド基盤本部) 
  • 積極性はきちんと評価されつつ、ガツガツすることを強制される感じないこと入社3年目 経営支援本部)  
  • プログラマー、QAエンジニア、デザイナーなど各職能の枠を超えてチームを組む開発文化があるので、チームとしてプロダクトを作っていく楽しみがあること(入社1年目 開発本部) 

「それ詳しく聞かせて!」社員インタビュー

内田:挑戦や失敗に寛大な環境で、3年目になると自分が挑戦する側でもありつつ、後輩の挑戦をサポートする機会も増えると思いますが、挑戦を応援する側としていかがですか?

糸数:
後輩がたくさん挑戦することはとても嬉しいです。なぜなら、挑戦することはとても難しいし勇気がいることだからです。自分だけでなく、同僚や先輩でチームリーダーやPJリーダーとして挑戦している人たちは、不安も問題も抱えていることに気がつきました。ただリーダーの言うことを聞くのでなく、当事者としてのサポート視点を持って「リーダーのアイデアをよりよく実現するにはどうすればいいか?」を考えるようになりました。その思考を手に入れたことで仕事にコミット感をより持てるようになりました。挑戦は、新人だけでなく先輩も一緒にしています。先輩後輩という枠組みから外れて「より良く実現するには?」を常に考え、後輩含めたみんなの挑戦を支えつつ楽しく働きたいと思っています。

糸数さん、野口さんがインタビューを受けている写真

入社して「苦労したこと 」

  • オフィス出社やリモートワークなど多様な働き方ができるからこそ、テキスト上でコミュニケーションを取ることが多く、慣れないうちは先輩や他部署の方にどうやって連絡したら良いか困惑したこと(入社1年目 マーケティング本部) 
  • 社内のあらゆる情報が流れてくるため、情報の取捨選択が大変なこと(入社2年目 営業本部) 
  • 自身でやりたいことやビジョンを持っていないと良いキャリアを描いていくことが難しいと感じていること(入社1年目 開発本部)
  • 社会人1年目の段階でkintoneを利用しているので、従来のExcelや業務システムの利用イメージがつかず、お客様の業務課題を把握しきれないこと(入社1年目 営業本部) 
  • いろいろな考えやバックグラウンドを持った人が働いている中で、適切な言葉を選んで自分の思いを伝えること(入社3年目 カスタマー本部) 
  • ある程度自走して知らないことを学びながら働く必要があること(入社1年目 開発本部)  

「それ詳しく聞かせて!」社員インタビュー

内田:対話と議論を重視するサイボウズでは、自分の考えをロジカルに言語化することがとても大切だと感じています。何か工夫していることはありますか? 

柿崎:
苦手ですね…。チームで
zoomを繋いでモブプログラミングでコードを書くことが多いので、常に頭の中を整理しながらスムーズにコミュニケーションすることを頑張っているところです。 

山野:
ロジカルシンキングについては自分もトレーニング中ですが、
ロジカルシンキングが得意そうだなと思う社員に意見を聞いています。自分の考えを壁打ちさせてもらって、ロジカルな視点をもらう。そこでいただいた視点を取り入れつつ、ブラッシュアップさせていくイメージですね。 

柿崎さん、野口さん、糸数さんがインタビューを受けている写真

内田:常に「自主自律」が求められる中で、決まったキャリアパスがないことは不安でしたか?また、自分なりのキャリアパスを見つける方法はありますか?

河合:最初は不安でした。社内・社外問わずイベントや勉強会に積極的に参加して、さまざまな方の話を聞いて参考にさせていただいています。

佐々木
:自分は特に不安には思いませんでした。敷かれたレールに縛られたくないタイプなので、自分で考えられる環境が心地良いです。
 
野口
:私は最初から意識してキャリアを定めたりはしていませんでしたね。気になる分野に触れ続けていたらやりたいことが見つかった、という感じです。基礎をしっかり固めてから、興味があることに継続して触れてみることが大事だと思います。

糸数:入社3年目の今も正直キャリアパスは決めていません。ポータブルスキル(=どこにいっても使えるスキル)は身につけて、後輩に伝授できる先輩になりたいとは思っています。振られた仕事は受けるようにしているし、振りやすいように心がけています。カスタマーサクセスの「お客様の状況に適しているソリューションの提案をするスキル」は他部署に異動しても使える汎用性の高いスキルだと思います。

入社して感じた「魅力」

  • 自由だからこそ自主性が必要で、ちゃんと考えを持って「こう思っているから、こういうことをしました」と言語化できる必要がある(入社2年目 システムコンサルティング本部) 
  • 新卒1年目から任せてもらえる業務の幅が広い入社1年目 営業本部) 
  • 学びに対する投資(費用・時間ともに)に会社が積極的入社1年目 開発本部) 
  • 上司や先輩社員の方の「年次が上だから〜」のような固定概念がない(入社1年目 カスタマー本部) 
  • リモートワーク主体で人との関わりが薄いのかと思っていたが、部活動や社内イベントを通じて他の部署の人とも関われる機会が多い(入社1年目 システムコンサルティング本部) 
  • 新卒12年目の人でもチームをリードする立場の人がいる(入社1年目 開発本部) 
  • 役職的に偉い人でも緊張しすぎずに接することができるくらい社員同士の距離が近い(入社3年目 経営支援本部) 
  • 「働きやすさ」が働く時間の柔軟性や副業ができるなどを指していると思っていたが、実際は本業に特化して頑張ることもできるし、プライベートや副業とバランスをとりながら働くこともできる。どちらか片方ではなく、選択の自由が与えられている、という意味での「働きやすさ」(入社2年目 カスタマー本部) 

「それ詳しく聞かせて!」社員インタビュー

内田:学びに対する投資について、最近何かしていることはありますか? 

河合:
Self Learning Programという制度を活用して、デザインやスクラム開発について勉強するために書籍を購入しました。  あとは、社内の勉強会にも参加しています。 

内田:
サイボウズは社内勉強会も頻繁に開催されていますよね。


佐々木:
勉強会で複数人でコミュニケーションを取ると、
自分が気づかなかった観点が出てきますし、その分野に詳しい人がそばにいてすぐに質問できるのでとても良いです。 

河合さん、佐々木さんがインタビューを受けている写真

内田:部活動や社内イベントに参加したことで、業務に活きた経験はありますか?  

柿崎
:私は開発本部なのですが、お客様の問い合わせを受けて開発に繋いでくれるシステムコンサルティング本部の方とコミュニケーションが取りやすくなりました。対面でお話できたことで、業務上での細かいニュアンスの認識合わせもできたり。

山野:自分は人事として採用の面接や面談で他部署の方とご一緒したときに、「あ!あの時の...!」となることが多いです。社員同士で事前にコミュニケーションが取れていると学生さんが見たときの社員の雰囲気も良くなると思うので、とても良い効果を感じています。

内田:それは素敵ですね…!ちなみに、おすすめの部活動やイベントやありますか? 

山野
:餃子部ですね…!僕はお酒が好きなので、餃子を食べながらビールを飲んで、他部署の方と交流できることが楽しいです!

柿崎:ランチを食べながらボードゲームをしたイベントも良かったです。共通の話題が何かわからないときも、ボードゲームがあれば盛り上がりますし!

山野さん、柿崎さんがインタビューを受けている写真

入社して感じた「ギャップ」

  • 組織や体制がまだまだ発展途上で流動的(入社2年目 営業本部) 
  • 部署によってコミュニケーションの取り方や雰囲気が異なる(入社1年目 システムコンサルティング本部) 
  • 他の人の意見を尊重するあまり、スムーズに意見が通ってしまって不安になることがある(入社1年目 営業本部) 
  • 個人の働き方を大事にしている分、業務に対してのモチベーションや熱量が人それぞれ(入社1年目 開発本部) 

「それ詳しく聞かせて!」社員インタビュー

内田:アンケートでは「自由の解釈と実現が難しい」とお答えいただきましたが、 サイボウズでの「自由」をどのように解釈していますか?

野口:モチベーション3点セットを判断材料にしています。この範囲内ならやりたいことができるという認識です。

糸数:モチベーション3点セット、とても大事ですよね。「それは何のためにやるのか」を対自分だけでなく対チームの視点でも考えるようにしています。

6名が雑談している風景

内田:チームや部署の枠を超えたコミュニケーションで大変なこと、工夫していることはありますか? 

河合:
大変だと思うのは、
1つの同じプロダクトを作るときに職種によってこだわりたい部分や視点が違うことです。私たちデザイナー側はデザインが1ピクセルでもずれていたら気になりますが、エンジニア側はバグが起きていないかなどを優先するように作成していたり、相手の意見の理由や背景について意識的に質問をしながら進めることで、スムーズに業務を行える気がします。

佐々木:部署、チームを超えて活動しているので、開発チームによって言葉の文脈も違ったりします。本当は同じことを言っていても表面上は違うことを言っているように感じることもあるので、それを抽象化して整理していくことが大事です。自分一人では解決できないときはいろんな方に話を聞いたり、製品やコンテキストの幅を絞ったりするようにしています。 

今の「やりがい」

  • 自分が担当しているプロダクトが社内でも利用されているので、社員のフィードバックをもらいながらプロダクトを改善できること(入社1年目 開発本部) 
  • お客様に、製品の価値が伝わり、「それはまさに求めていた製品!」と言ってもらえること(入社1年目 営業本部) 
  • 「kintone!見たことある!」と言われること(入社1年目 マーケティング本部) 
  • プラグインの作成や改修をして、チームメンバーと一緒にリリースした瞬間(入社2年目 システムコンサルティング本部) 
  • 自社でクラウド基盤を運用していることで他社ではできない仕事ができていること(入社3年目 クラウド基盤本部)
  • 誰もが知る有名企業や、世界の最前線で活躍している企業でkintoneが使われて価値を発揮していること。またその提案に携わることができること(入社3年目 営業本部) 
  • プライベートと仕事を両立できていること(入社2年目 システムコンサルティング本部) 
  • 初回から最後の打ち合わせまでの支援を通じて、お客様の変化を直接感じるとき(入社1年目 カスタマー本部) 
  • 目的に沿って筋の通った意見であれば新卒の意見でも評価・尊重してもらえるので、自分なりに業務の改善や意見等を考えて伝えること(入社1年目 人事本部)
  • 社内で公開されている多くの情報を見て、自分がやりたいことと求められていることを判断し、そこに向けて自己研鑽するとき(入社2年目 開発本部) 
  • 目の前にいる人のために、必要だと自分が自信を持って言えるものを開発できること(入社1年目 開発本部) 
  • 成長途中の会社なので、kintoneを含めた4製品がもっと広まり、会社の成長と共に自分も成長していけること(入社1年目 営業本部) 

「それ詳しく聞かせて!」社員インタビュー

内田:今の一番のやりがいは何ですか?  

佐々木:
自分は社内のエンジニアに向けてシステムを作るチームに所属していますが、開発・運用しているシステムが社内で使われているのを見たり、同期が「〜使ったよ」と教えてくれると嬉しいです。
社内システムの利用状況をkintoneで見ることもできるので、そこで利用者を見ることができると、生産性向上に貢献できたと実感できますね。 

山野:
エンジニアのインターンシップは1年弱の長い施策なので、サイボウズの魅力を知って、入社したいと思ってくださる学生さんが増えると、やっていて良かったなと感じます。チームメンバーや他の社内の人に対して、人事として役立てている実感があるので、そこも大きなやりがいです。

6人で雑談をしている写真

取材した社員のプロフィール

「糸数 ゆうな、山野 輝、河合 佑希、野口 菜々子、柿崎 美南乃、佐々木 勝一、内田 ふらの」の自己紹介写真

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