経営企画
橋本 岳
(2018年 新卒入社)
東京都出身。青山学院大学大学院理工学研究科卒業。2018年にビジネス職採用で新卒入社。1年目から経営企画部に配属され、データ集計、経営会議運営、企画業務などに取り組む。 経営企画部に所属しながら、情報共有支援部、カスタマーサクセス部も兼務。企画力を活かして幅広い業務に携わる。 2024年では所属部署異動があり、人事本部と経営支援本部の情報共有支援部に所属し主に組織開発業務を担当。
2018年12月に公開
人事を説得して、新卒から経営企画部に
サイボウズとの出会いを教えてください
複業ができる会社を探していて、サイボウズを見つけました。いつか起業したいと学生時代から考えていたものの、いきなり会社を立ち上げるのはリスクが大きいので、仕事をしながら自分のビジネスも試せる環境で働きたかったんです。それでサイボウズの会社説明会に行ってみたら、どこよりも楽しそうに自社のことを紹介していて、グッと惹かれました。
どういった経緯で経営企画部に配属されたのですか?
システムコンサルティング職を希望して内定をもらっていたのですが、入社後に各部署の話を聞いて回ったら「絶対に経営企画のほうがやりたい!」と感じて、その思いを配属面談で伝えました。経営企画を志望する理由と自分の得意分野を人事の方にアピールしたら、わがままを聞いてもらって新卒第1号として配属された感じです(笑)。
会社のチャレンジと意思決定を支える
経営企画部では、どんな仕事をしているのでしょうか?
売上情報と顧客情報を紐づけたデータ集計、経営会議の運営、企画業務の主に3つです。企画業務というのは、代表の青野さんが思いついたアイディアで担当部署が決まっていないものを引き受けたり、会社横断のプロジェクトを支援したりする仕事ですね。割合としては、データ集計が5割、経営会議の運営が2割、企画業務が3割くらいです。この3つに加えて、兼務している情報共有支援部、カスタマーサクセス部の業務もあります。
幅広い業務がありますが、それぞれの業務で求められるスキルはだいぶ異なることもあって、一人ひとりのマインドやスキル、強みに合わせて役割分担しています。なので、いろんな個性を持った人が活躍できるフィールドだと思います。
仕事の中で大切にしていることはありますか?
まず目的を考えることです。たとえばデータ集計の依頼があった際には、ただ依頼されたデータを出すだけではなく、「なぜ必要なのか」「データをどう使うのか」といった部分から確認していきます。場合によっては、目的を再設定するところから依頼者と一緒に行うこともあります。
企画業務でも同じですね。以前に、青野さんから「自分の持ち株の配当金8000万円をみんなで面白いことに使えないか?」というお話を受けたことがあります。そのときも「このお金を何に使うか」ではなく、「このお金で叶えたい理想は何か」を最初に考えました。結果的に実現したのが、従業員からアプリ上で自由なアイディアを集めて、理念に沿っていて需要があるものに配当金や社内のお金、人のリソースを投入する「ファイヤースターター」というプロジェクトです。
サイボウズの経営企画ならではの面白さは何でしょう?
事業と組織の規模が大きく、社内にも様々な職種があるので、幅広いプロジェクトに関われることですね。その人の強みに合わせた仕事がしやすいと思います。
組織が大きくなっていく中で、変わらず面白い会社でいようとしているところも、サイボウズならではかもしれません。常にチャレンジングな取り組みや変化が求められていて、それを実現するために経営企画部があります。
経営会議を例にとっても、会議中に経営企画部のメンバーが実況したり、チャットツールのように発言者の顔と発言内容が見える議事録を作ったり、動画でも残したりと、組織がどんどん大きくなる中でも経営陣とメンバーがお互いに思いを共有しやすい仕組みづくりには力を入れています。
何事にも疑問を持ち、変化を楽しめる人と働きたい
チームでのコミュニケーションで意識していることはありますか?
「大変だから手伝ってほしい!」と気軽に言える関係性を意識して、普段からコミュニケーションをとっています。困ったときや悩んでいるとき、他のタスクに追われているときは、自然と助け合えるチームです。また経営企画部の定例ミーティングを毎週やっていて、決まった議題がないときは、よく雑談しています。最近は出社しやすくなってきたので、メンバーとランチに行く機会も増えてきましたね。
どんな人が経営企画部に加わってくれたら嬉しいですか?
ひとつは、疑問を持てる人。何か依頼を受けたときに「本当にそれでいいんだっけ?」と引っかかりを持って、理想から考えられる人と働きたいですね。もうひとつは、変化を楽しめる人。サイボウズは変化が激しい組織ですし、変化するのは良いことだと考える社風でもあります。意思決定をするということは何かが変わるということなので、経営企画部としては事業や組織の変化を楽しみながらサポートできる人が向いていると思います。
あと「経営企画」って名前はカッコいいんですが、実際の仕事はキラキラした企画業務ばかりではなくて、数字とにらめっこする地味な仕事も多いです。そうした泥臭い部分も含めて面白いと思える人に来てほしいですね。
組織や事業戦略の、もっと深いところまで
最後に今後の目標を教えてください
事業戦略など会社の重要な意思決定にも少しずつ関わらせてもらえるようになってきたので、今後はもっと深く入り込めるようになりたいです。カスタマーサクセス部を兼務しているのも、長く伴走して関係性を深める経験がしたい、というのが理由のひとつだったりします。自分の適性としては幅広くいろんなプロジェクトに関われる経営企画が向いていると思いつつ、ひとつの製品にのめり込むような仕事にもチャレンジしてみたいと考えることもありますね。
学生の頃から思い描いていた起業の夢も諦めていません。自分で作っているプロダクトが検証段階まで来たので、柔軟に働き方を調整しながらサイボウズでの仕事と両立していきたいです。
私のオフタイム
橋本さんとやりとりが多いチーム
ビジネスマーケティング本部
経営企画部は売上情報と顧客情報に幅広くアクセスできる権限を持っています。そのためビジネスマーケティング本部や営業本部から、製品戦略・営業戦略・自社ブランディング戦略などに必要となる各種データを紐付けた集計依頼を受けることが多いです。
代表取締役を含む経営陣
日々の業務で頻繁に経営陣とコミュニケーションを取ることも多いです。経営会議の運営では社外取締役とやりとりすることもあります。この立場を活かして経営陣と現場の思いをつなぐのも、経営企画部の重要な役割です。