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品質保証責任者として「問題なく流れていく日々」をつくる

写真:三牧 麻美

QAエンジニア

三牧 麻美

(2016年 新卒入社)

福岡県出身。九州工業大学大学院情報工学府情報創成工学専攻修了。 学生時代にアルバイトでゲームのテスト業務に携わる。2016年に新卒でサイボウズに入社し、グローバル開発本部東京品質保証部に配属。配属されてからは、主にkintoneの試験業務を担当し、現在はkintoneとkintoneのモバイルアプリの品質保証責任者を担当。

「ゲーム大好き」からつながっていったQAの仕事

もともと、学生時代からゲームが大好きなんです。好きで好きでしょうがなくて、好きが高じてゲームのテストのアルバイトをしていたくらい、ゲームは大切な存在です。大学ではグラフィックやCG、モーションキャプチャの研究ができる研究室で学んでいたものの、やっぱり一番好きなのはゲームだったので、はじめはゲーム会社に行きたいと思っていました。

とは言え、実際に就職活動を進めていくうちに迷いも生じていきました。アルバイトの経験で分かったのが、自分がテストに関わった作品が世に出るのは嬉しいけれど、もうそのゲームを純粋に楽しむことはできないということ。また、業界的には結構ハードな働き方をする会社が多いとも聞きました。「自分は本当にゲームを仕事にしたいんだろうか?」「仕事としてやるのではなく、趣味として楽しむのが自分には合っているんじゃないか?」と考えるようになっていったんです。

そこで、もう一度自分のやりたいことを見つめ直したときに出てきたのが製品の品質保証を担うQA(Quality Assurance)の仕事です。ゲーム会社のアルバイトで経験したテスト業務とも通じるところがあると感じていました。サイボウズのことは先輩がサイボウズに勤めていて働きやすそうな会社とは知っていたのですが、会社説明会で品質保証部門があることを知り、まさに自分がやりたいこととつながっているように思いました。他にも内定をもらったのですが、職種はシステムエンジニアやプログラマー。きちんと品質保証部があり、QAとして働けるというのはサイボウズだけで、それが最終的な決め手になりましたね。

写真:三牧 麻美

入社3年目でkintoneに関わるQAチームのリーダーに

私は現在、kintoneとkintoneモバイルアプリのテスト業務全般に関わっています。プロダクトマネージャーやプログラマーと一緒に仕様を考え、試験の内容について精査し、実施するところまでQAエンジニアとして担当します。全体のリソースを見ながら試験の進捗を管理したり、緊急リリースの対応なども検討したり……。我ながら、結構いろいろな仕事をやっているなと思います(笑)。

また、入社3年目からはkintoneに関わるQAチームのリーダーも任されています。自分自身の業務だけでなく、試験プロセスの改善活動やメンバーのフォローといった新しいミッションも担うことになりました。メンバーとは1on1の面談をするのですが、遠く離れた松山の拠点にもメンバーがいるので、日頃からオンラインでやりとりするほか、定期的に松山にも出向いてコミュニケーションを密にとっています。

3年目でリーダー職というのは、サイボウズの中でも早い方かもしれません。QAチームは若いメンバーが多く、私以上にキャリアが長い人は少ないので、どんどん任せてもらえる環境なんです。そういう意味では、チャンスにあふれた環境でもありますね。

写真:三牧 麻美

「無理なものは無理」とはっきり言わなければいけない

この仕事のやりがいは、なかなかうまく一言で言い表しづらいんですが、「問題なく日々が流れていくこと」だと感じています。kintoneという大規模でユーザー数も多い製品の品質保証を担っているので、社会的にも大きな責任があります。その中で問題が発生しないという状態を維持し、一定以上のレベルで品質を保ち続ける。そうして問題なく日々が流れていくことで、既存のお客様に安心して使っていただくことができます。

とは言え、仕事は守りの姿勢だけではうまく進みません。プロセス改善などの業務では、QA以外の開発メンバーともいろいろな会話を積み重ねていきます。相手がキャリアの長い先輩でも「無理なものは無理」とはっきり言わなければいけない仕事なんです。こう言うといかにも大変そうに感じるかもしれませんが、サイボウズには自分の考えをしっかりアウトプットし合う文化があるので、職能が違ってもしっかり話を聞いてくれます。こうした会社の文化にも助けられながら、品質を守るというミッションに取り組んでいます。

写真:三牧 麻美

どこにいても仕事ができるなら東京にこだわる理由はない

サイボウズと出会い、地元・福岡から出てきて随分と経ちましたが、実はまだまだ東京の生活に慣れていない面もあります。というか、東京の人ごみや満員電車が大嫌いなんです(笑)。だから、早くこの環境を脱出したい、地元に帰りたいとずっと考えていました。

幸いなことにサイボウズには、福岡にもオフィスがあります。QAチームの体制が整えば福岡で働けるんじゃないかと考え、いろいろと体制づくりを進めているところです。リモートで仕事を進めることはみんな慣れているので、拠点が変わっても、どこで働いても大丈夫だという自信はありますね。

いま現在は年に2回ほど福岡へ帰省するのですが、それぞれ2週間ほど現地で過ごしています。有休はフルに使いますし、実家で在宅勤務することもあります。私にとって、どこにいても仕事ができるなら東京にこだわる理由はありません。そんな風に自分で将来的なビジョンを決めていけるのも、サイボウズという会社の魅力だと思っています。

私のオフタイム

学生時代、アルバイトでゲームデバッグをするくらいゲームが好きなのでプライベートはゲームをしていることが多いです。あとは、福岡出身、ということでソフトバンクファンなので、野球シーズンは良く野球を見に行きます。

写真:三牧 麻美
  • インタビュー内容は取材時点のものです。ご了承ください。

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