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セキュリティエンジニアは正義の味方、重圧と戦いながらサイボウズのサービスを守り抜く!

写真:長友 比登美

セキュリティエンジニア

長友 比登美

(2017年 キャリア入社)

宮崎県出身。宮崎公立大学人文学部国際文化学科卒業。2015年に新卒でマーケティング関連企業に入社。Webサービスの開発に携わりながら、セキュリティの技術を磨き、攻殻機動隊 Realize Project × CTF(※) for Girls2015 優勝・同2016 準優勝の成績を収める。その後、2017年にキャリア採用でサイボウズへ入社。開発本部 Cy-PSIRTに配属され、セキュリティエンジニアとしてサイボウズ製品の脆弱性検証や構成管理を行うなど、自社製品のセキュリティ品質管理・向上に携わる。2019年1月より、希望していた大阪オフィスでの勤務を開始。 ※CTF…セキュリティの技術力を競う大会

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世の中をセキュアにしたい

セキュリティエンジニアという仕事があるのをご存じでしょうか?その名の通りセキュリティに関連した仕事や研究をする役割です。わかりやすく言うなら、サービスやチームの安全を守るために日々戦っている人たち、という感じです。セキュリティエンジニアの仕事にはさまざまな種類がありますが、私はサイボウズ製品の脆弱性を検証したり、オープンソースのライブラリに既知の脆弱性がないか調査したり、といったことをしています。

私は学生時代に、まずは趣味としてセキュリティに触れて、どんどんのめり込んでいきました。最初のきっかけはセキュリティキャンプというイベントに参加をしたこと。22歳以下の人を集めて、5日間合宿所でセキュリティを教え込むというハードな場です。また、セキュリティに関連する技術を競う大会に出場し、優勝したこともあります。

なぜ私がセキュリティに興味を持ち始めたかというと、実は私自身が被害に遭ったことがきっかけです。自分で作ったワードプレスのページが改ざんされてしまい……。ただブログを書いているだけなのになぜ改ざんされなければいけないのか?と腹を立てて調べていたら、セキュリティエンジニアの世界に行き着きました。もっと世の中がセキュアになれば生活しやすいし、仕事もしやすいはず。サービスを作っている人の側でセキュリティに貢献し、セキュアな製品を作ることで世の中をセキュアにしたいと決意しました。

写真:長友 比登美

セキュリティに対して真面目に取り組む会社

それを実現する場としてサイボウズを選んだのは、セキュリティへの意識がとても高い企業だからです。以前から脆弱性報奨金制度を設けて、セキュリティに対して真面目に取り組んでいる会社として知っていました。入社後もその意識の高さを感じます。

セキュリティは、会社によってはリリースの足を引っ張っているように見られることもあるようですが、サイボウズは違います。開発メンバーがよく相談に来てくれるし、セキュリティも重視して一緒に開発しようという姿勢が思いきり伝わってくるんです。

写真:長友 比登美

このミッションは、常にプレッシャーとの戦い

ここまで読んでいただいてなんとなく想像がつくかもしれませんが、セキュリティエンジニアは責任重大な仕事です。特にサイボウズ製品は多くの企業や自治体で使われており、影響範囲は膨大。万が一攻撃されたら、大変な混乱を生むことは容易に想像できます。だからこそ、自分のミッションは常にプレッシャーとの戦いです。

サービスのリリースまでに何重ものフローを踏むし、開発チームも信頼しているので、問題はないはずだと信じているのですが……。自宅でお風呂に入っているときに、ふと攻撃者の視点で「あ、この方法なら侵入できるんじゃないか?」と思いつくことがあるんです。それをメモにして、翌日出社したらすぐに試して、「侵入できない」ことを確認して安心する。そんな日々の連続です。

写真:長友 比登美

セキュリティの世界へ恩返しを

私は、セキュリティは総合格闘技だと考えています。いつ何時、どこから何をされるかわかりません。サービスを守り抜くためには開発や運用、セキュリティの知識、さらにはプロダクトマネージャーやビジネスサイドとの交渉能力も必要です。最近は、10代でセキュリティの道へ進みたいと希望する人が増えていると聞きました。そんな人たちがサイボウズに入って、高いレベルのスキル・知識が身につけられるような環境を作っていきたいと思います。

セキュアな世の中を作る。その目標はぶれません。私はこれまで、この領域の先輩たちからたくさんのことを学んできました。これからはセキュリティの世界へ恩返しができるような活動もしていきたいですね。

私のオフタイム

仲の良い同僚といちご狩りやミカン狩りに出かけました。この日はいちご農園でいろいろな種類のいちごを食べたあと、おいしいカレー屋さんに行ってビールを片手にカレーを食べる一日でした。美味しいご飯を探したり作ったりするのが好きなので、とても幸せな一日でした。

写真:長友 比登美
  • インタビュー内容は取材時点のものです。ご了承ください。

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