人を知る

徹底的なターゲット目線から自由な発想が生まれるプロモーションチーム

写真:山田 幸

マーケティング

山田 幸

(2014年 新卒入社)

東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2014年に新卒で入社後、ビジネスマーケティング本部でサイボウズ Officeのプロモーションチーム所属。2017年から現在までは、kintoneのプロモーションチームに所属し、主に日本国内向けにマス向けコミュニケーション全般の業務に携わる。

きっかけは「ナンバーワン」、伝わる表現を考えるのが好きだった学生時代

サイボウズに入社した理由を教えてください

きっかけは、大学時代ゼミの先生に「何かに特化したナンバーワンの会社だと楽しいと思うよ」と言われたことです。その言葉がすごく頭に残っていて、就活サイトを見ていたら「グループウェアナンバーワン」でサイボウズが目に留まり、説明会から選考に参加しました。

学生時代からマーケティングを仕事にしたいと思っていましたか?

そうですね。よくわからないことや言葉にできていないことを、どうすれば伝えられるか考える仕事に憧れがありました。とはいっても、当時はマーケティングについてすごくぼんやり理解していて。絵を描いたり、物を作ったり、クリエイティブのイメージの方が強かったです。

実際にサイボウズで働いてみて、そういう手を動かすタイプのクリエイティブさにこだわらなくても、ワクワクできる仕事はあるんだと気付きました。今は企画を担当していますが、すごく自分にあってると感じます。

写真:山田 幸

ターゲットに寄り添えるプロモーション

山田さんはどんなお仕事をされていますか?

私は「働くすべての人にkintoneの魅力を届けること」をミッションに掲げる、kintoneのプロモーションチームに所属しています。

マーケティング部門だと、Webサイト担当や広告担当など、施策領域で担当を分けている会社もありますが、kintoneのプロモーションチームはターゲットで担当が分かれているのが特徴です。「どんな人にkintoneを知ってほしいのか?」という本質的な部分を常に意識しながら、製品の認知から導入後のサポートまで、kintoneに関するマス向けコミュニケーションを幅広く行っています。

この体制のおかげで、「WebサイトのPVを上げなきゃ」と個別施策の成果を追うのではなく、ターゲットはどういう経緯でWebサイトに来て、そのあとはどういう動きをするんだろう、何を期待しているんだろう、とユーザー行動に沿ったコミュニケーションを設計できます。

サイボウズ製品を扱うからこそ感じられる、プロモーションの魅力とはどんなところでしょうか?

サイボウズ製品は働く人全員がターゲットになりうるので、考えられる範囲が広いのが面白いポイントだと思います。現場で働いている人とか、チームを率いるリーダーとか、kintoneを使いこなせていないユーザー様とか、立場も考え方も違う人たちにどうしたらkintoneの良さを届けられるのか。考え始めるとキリがないんですけど、そういうところが楽しいです。

私たちの仕事はターゲットの幅も広いし、プロモーションの自由度も高いので、そのぶんさまざまな知識が必要になります。とはいっても、全部自分1人でできると考えているメンバーはいません。社内と社外関係なく、分からないことや困ったことがあれば、チームメンバーとコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めています。

写真:山田 幸

これまでに担当した仕事で一番印象に残っているものを教えてください

どの施策も思い出深いですが、現場で働く人をターゲットにした「ホップ☆ステップ きとみちゃん」ですかね。

「現場の人でもアプリを作れる」がコンセプトのkintoneに対して、私たちは導入権限を持つ企業の上層部ばかり狙ってプロモーションを行っていた時期があります。製品に込められた思いでもあり、kintoneを最も活用してくれるはずの現場の人に、なかなかkintoneの良さを伝えられていませんでした。そこで、現場で働く人には「kintoneいいよね」と導入を後押ししてくれる存在になってほしい、と動き出したのがプロジェクトの始まりです。

ここで新しく設定されたターゲット像である「よくいる現場メンバー」は、自分にそのまま当てはめて考えることができました。「私みたいにIT得意じゃない人って、どうしたらkintoneに興味を持ってくれるだろう?」という視点から、きとみちゃんにたどり着いたんです。青野さんに最初見せた時は「なんも言えない」と呆気にとられた様子でしたが(笑)。今は応援してくれていると思います。

写真:山田 幸

「なぜ?」「どうして?」が多いチーム

kintoneのプロモーションチームはどんなチームですか?

kintoneチーム全体の人数は現在13人で、現場メンバー向け、情報システム部向け、経営者向け、既存顧客向けなど、ターゲットや施策ごとに2、3名くらいの細かいチームに分かれています。チーム間の情報共有もさかんで、困っていることの相談や、他のチームでも使えそうなノウハウをシェアするために、全員で集まる時間を週に3時間ほど確保しています。

チームの空気はかなりフランクで、議論も活発です。誰かが「こういう話が来ててやろうと思うんだけど、どう?」ってチームに聞くと、たとえそれが上司であっても、「なんでやるんですか?」「それってほんとにやらなきゃいけないことなんですか?」と質問攻めにしてしまうことがあります。自分と違う意見を認めつつ、物事を突き詰めて真剣に考えることを楽しめる人が多いです。

写真:山田 幸

チームでのものづくりは、思考の過程を共有することが大事

チームで働くために意識していることはありますか?

思考の過程をチーム内で共有して、違和感がある部分には積極的に質問するようにしています。考えたことを共有するって時間がかかるし、面倒くさいと感じる人もいるかもしれませんが、全員が「なぜやるのか?」に納得できることはとても大切だからです。結論に至るまでの過程をみんな理解していれば、迷うことなく目標や自分の役割に向かって自走できて、よりよいものが作れます。

あとこれは個人的な経験ですが、社会人になりたての頃は「検討する過程を教えてくれたら分かったかもしれないのに」という思いをすることが多くて。どうしてこう決まったのか、理由が見えないから自分の提出物の何が間違っているのか分からなかったり、次はどうしたらいいのか分からなかったり。過程の共有がきちんとできていれば、コミュニケーションもとりやすくなると思います。

考え方は人によって違うものなので、その過程を知る努力は続けていきたいです。

写真:山田 幸

私のオフタイム

仕事以外の時間は、ペットの犬猫とあそんだり、食事やお酒を楽しんだりする時間が好きです。最近は家族共通の趣味として、ゴルフを始めました。100切りを目標にコツコツ練習を頑張っています。

写真:山田 幸

山田さんとやりとりが多いチーム

カスタマーチーム 

プロモーションチームはマス向けのコミュニケーションを担当し、カスタマーチームは1対1のコミュニケーションを担当しています。私たちが大勢の人に向けてプロモーションをかけて集客し、カスタマーチームが行っているセミナーに誘導するといった動きをすることが多いです。

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BPMチーム

BPMチームはそれぞれの部門の動きを共有し、部門間の連携を促してくれる存在です。また、営業やプロモーションチームからの意見や報告を聞いて、販売戦略を作ってくれます。私たちはBPMが策定した戦略に沿って、プロモーションを考えています。

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  • インタビュー内容は取材時点のものです。ご了承ください。

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