利用可能なツール
すべての社員がさまざまな生成AIツールを利用できる環境を整えています。社員からの要望や社内専門家の提案をもとに導入を検討。安全性を確認したうえで導入を決定、運用しています。
主なツール一覧
| カテゴリ | ツール名 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 自社製品AI | kintone / Garoon / サイボウズ Office | 自社開発のAI機能の利用 |
| 全社共通AI | ChatGAI(社内チャットAIツール) | セキュアな環境でGPTやClaude等の最新モデルを使い分けられる社内専用のAIチャットツール |
| 開発加速 | Claude Code / GitHub Copilot / Cursor / Devin | コーディング支援、コードレビュー、ライブラリ更新の自動化など、開発ワークフロー全体を加速 |
| ドキュメント・業務 | Claude / Microsoft 365 Copilot / Gemini / ChatGPT | 資料作成、リサーチ、メールのドラフト作成など |
| 自社製品連携 | kintone × MCP / kintone 向け生成AIプラグイン | 自社製品とAIを組み合わせた新しい業務アプリの構築と自動化 |
| そのほか | Dify / Adobe Firefly / Nano Bananaなど | 業務ワークフローの自動化、バナー素材作成など |
最近のトピック:グループウェア × MCP連携が本格化
kintoneをはじめとする自社製品とのMCP連携(生成AIとサービスをつなぐ共通規格)がスタートしました。部門・職種を問わず多くの社員が試し始めています。今後は対応できる範囲をさらに拡大していく予定です。長年にわたって蓄積された業務データをAIに安全につなげることで、たとえば人材のマッチングや問題の可視化が進み、業務改善や開発が加速すると期待しています。
利用状況と文化
2025年6月時点の社内調査では約8割の社員が何らかの形で生成AIを利用しており、すべての部門で利用が進んでいる状況です。利用にあたって障害となる原因を調査し、安心して利用できるよう施策を行っています。
頻繁に利用している方とそうでない方のギャップ拡大や、ガイドラインの理解度、組織的な業務改善への活用など、まだまだ改善の余地があります。
盛んな活用方法のシェア
たくさんの社員が日報・分報で試したことを気軽にオープンに発信しています。
AIを使った相互理解の試み
大規模熟議ツール「いどばたシステム」を用い、約50名の社員の本音をわずか5分で可視化するワークショップを行いました。AIとのチャットで意見を収集することで、心理的ハードルを下げつつ、膨大な意見から重要な論点や合意・対立点を即座に抽出。従来の付箋を使ったワークショップでは難しかった「短時間での深い議論」と「公平な意見集約」の両立をテクノロジーで実現しています。
「社員の本音」を5分で可視化。AIを使った新しいワークショップの形(サイボウズ式)
安心・安全なAI利用に向けた活用推進体制
サイボウズのAI活用は、個人のスキルに依存した状態から、チームの仕組みで業務を改善する「面の改善」へとステップアップし始めています。チームでのAI活用を成功させるため、メンバーを中心に据え、以下のような多角的な支援体制を構築しています。
担当者からのメッセージ
鈴木さん
情報システム本部
AIは人間の仕事を奪うものではなく、人間がより創造的な仕事に集中し、人と協働しながら組織を支えるための手段です。私たちは技術の進化をただ見守るのではなく、それをどう使いこなし、チームをより幸せにできるかを日々追求しています。
「ルールは制限ではなく、安心して使うための枠組み」として守るべき線を明確にした今、サイボウズのAI活用は「個人の点」から「チームの面」へとフェーズが移行しました。
長年蓄積されたデータと最新技術を掛け合わせ、世界で一番AIを楽しく、そして自律的に使いこなすチームを、私たちと一緒に創っていきましょう。
サイボウズエンジニアによる生成AI関連の記事をご紹介します。ご参照ください。
- なお、このページの内容は2026年4月時点の内容であり、随時更新される可能性があることをご了承ください。