職場を知る

社内での生成AI利用状況(2026年4月時点)

生成AIなどの最新技術を個人の作業効率化だけでなく、全社的かつ継続的な業務改善のために活用することを目指しています。


トップダウンによる導入ではなく、社員の好奇心や自発性をエネルギーとして活用する文化があります。テクノロジーを楽しみ、互いに学び合いながら、業務を改善し、チームをもっと強くする。私たちが実現したいのは、そんな「チームのためのAI」です。

利用可能なツール

すべての社員がさまざまな生成AIツールを利用できる環境を整えています。社員からの要望や社内専門家の提案をもとに導入を検討。安全性を確認したうえで導入を決定、運用しています。

主なツール一覧

カテゴリ ツール名 活用シーン
自社製品AI kintone / Garoon / サイボウズ Office 自社開発のAI機能の利用
全社共通AI ChatGAI(社内チャットAIツール) セキュアな環境でGPTやClaude等の最新モデルを使い分けられる社内専用のAIチャットツール
開発加速 Claude Code / GitHub Copilot / Cursor / Devin コーディング支援、コードレビュー、ライブラリ更新の自動化など、開発ワークフロー全体を加速
ドキュメント・業務 Claude / Microsoft 365 Copilot / Gemini / ChatGPT 資料作成、リサーチ、メールのドラフト作成など
自社製品連携 kintone × MCP / kintone 向け生成AIプラグイン 自社製品とAIを組み合わせた新しい業務アプリの構築と自動化
そのほか Dify / Adobe Firefly / Nano Bananaなど 業務ワークフローの自動化、バナー素材作成など

最近のトピック:グループウェア × MCP連携が本格化

kintoneをはじめとする自社製品とのMCP連携(生成AIとサービスをつなぐ共通規格)がスタートしました。部門・職種を問わず多くの社員が試し始めています。今後は対応できる範囲をさらに拡大していく予定です。長年にわたって蓄積された業務データをAIに安全につなげることで、たとえば人材のマッチングや問題の可視化が進み、業務改善や開発が加速すると期待しています。

利用状況と文化

2025年6月時点の社内調査では約8割の社員が何らかの形で生成AIを利用しており、すべての部門で利用が進んでいる状況です。利用にあたって障害となる原因を調査し、安心して利用できるよう施策を行っています。

頻繁に利用している方とそうでない方のギャップ拡大や、ガイドラインの理解度、組織的な業務改善への活用など、まだまだ改善の余地があります。

盛んな活用方法のシェア

たくさんの社員が日報・分報で試したことを気軽にオープンに発信しています。

AIを使った相互理解の試み

大規模熟議ツール「いどばたシステム」を用い、約50名の社員の本音をわずか5分で可視化するワークショップを行いました。AIとのチャットで意見を収集することで、心理的ハードルを下げつつ、膨大な意見から重要な論点や合意・対立点を即座に抽出。従来の付箋を使ったワークショップでは難しかった「短時間での深い議論」と「公平な意見集約」の両立をテクノロジーで実現しています。



「社員の本音」を5分で可視化。AIを使った新しいワークショップの形(サイボウズ式)

AIツール「いどばたシステム」を導入し、わずか5分で約50人の本音を引き出すことに成功した。

安心・安全なAI利用に向けた活用推進体制

サイボウズのAI活用は、個人のスキルに依存した状態から、チームの仕組みで業務を改善する「面の改善」へとステップアップし始めています。チームでのAI活用を成功させるため、メンバーを中心に据え、以下のような多角的な支援体制を構築しています。

活用推進体制図。社員による活用を様々なチームが支えます。生成AIガイドラインも随時アップデートして運用しています。

担当者からのメッセージ

写真:鈴木さん

鈴木さん

情報システム本部

AIは人間の仕事を奪うものではなく、人間がより創造的な仕事に集中し、人と協働しながら組織を支えるための手段です。私たちは技術の進化をただ見守るのではなく、それをどう使いこなし、チームをより幸せにできるかを日々追求しています。

「ルールは制限ではなく、安心して使うための枠組み」として守るべき線を明確にした今、サイボウズのAI活用は「個人の点」から「チームの面」へとフェーズが移行しました。

長年蓄積されたデータと最新技術を掛け合わせ、世界で一番AIを楽しく、そして自律的に使いこなすチームを、私たちと一緒に創っていきましょう。

サイボウズエンジニアによる生成AI関連の記事をご紹介します。ご参照ください。

  • なお、このページの内容は2026年4月時点の内容であり、随時更新される可能性があることをご了承ください。

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