エコシステム戦略とは
ある製品やサービスを中心に、複数の企業がそれぞれの強みを活かして連携し、共に成長していく仕組みを「エコシステム」と呼びます。サイボウズが大切にしているチームワークの思想は、このエコシステムを軸とする販売・製品戦略にも反映されています。
たとえばサイボウズでは、主力製品のkintoneをはじめとする自社製品本体の開発・改善は自社で行い、機能拡張や連携サービスの開発、顧客への拡販や活用支援はパートナー企業と連携して進めています。
なぜサイボウズはエコシステムを重視するのか
サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」という理念を、共感してくれる仲間と共に実現していきたいと考えています。
世界には中小企業から大企業、地方の自治体、医療機関、教育機関まで、さまざまな業界・業種・規模の組織があります。商習慣や課題も異なるため、それらすべてをそれら全てをサイボウズ製品のみで、そしてサイボウズ社員だけで解決することは困難です。世界中のチームワークの課題を解決し、チームワークを世界にあふれさせていくためには、各業界に精通したパートナー企業との連携が欠かせません。
エコシステムの2つの軸
サイボウズのエコシステムは販売、SIなどを請け負うコンサルティングパートナーとプラグインなどの連携サービスを開発するプロダクトパートナーをメインの軸として成り立っています。
コンサルティングパートナー
まだクラウドが主流ではなかった約20年前から、サイボウズはパートナー企業と共に、自社サーバーで運用するソフトウェアを顧客に届けてきました。サイボウズ製品の拡販を通じてパートナー企業とサイボウズがWinWinの関係になるような関係を構築してきました。各業界特有の商習慣や課題を熟知するパートナー企業が、それぞれの業界知識や顧客との関係性を活かしてサイボウズ製品の提案、導入、活用まで伴走し、あらゆる課題解決を実現しています。現在、サイボウズと共に活動するオフィシャルパートナーは約560社。kintoneの国内クラウド売上の約66%は、パートナー経由の間接販売によるものです。
サイボウズとパートナー企業の関係は、単なる「販売代理」ではありません。「チームワークあふれる社会を創る」というサイボウズの理念に共感し、その実現を共に目指す企業がパートナーとして集まっています。だからこそ、単なる代理店ビジネス、を超えた深い信頼が生まれ、顧客への提案にも一貫した熱量を伝えることができます。売上の数字やパートナーの数は、20年かけて築いてきた信頼のネットワークの厚みを示しています。サイボウズの理想の部分に共感しているからこそ形成できるネットワークや実績は、他の企業が簡単に再現できるものではありません。
プロダクトパートナー
サイボウズの製品は、情報共有をスムーズにし、組織のチームワークを向上させる機能を備えています。しかし顧客の業務内容や課題によっては標準機能ではカバーしきれない領域も出てきます。こうした部分を補うのが、プロダクトパートナーによる業界特有の専門的な技術やノウハウを駆使して開発する連携製品・連携サービスです。
サイボウズは自社製品単体では実現できなかった領域まで踏み込んだ提案ができるようになり、サイボウズ製品だけでは応えきれなかったより広い顧客層にも、連携製品を通じてアプローチできるようになります。パートナー企業にとっても、サイボウズ製品を軸に、自社の技術やノウハウを幅広い顧客に届ける機会が生まれるのです。
現在提供されている連携ソリューションの一覧はこちらからご覧いただけます。
エコシステムを支える取り組み
パートナービジネス、連携サービスを広めるためにはエコシステムを継続的に存在させていくことが重要です。サイボウズでは、製品開発においてAPI連携の強化、ガバナンスを考慮したプロダクト設計など製品側からエコシステムを活性化させるような取り組みに加え、パートナー制度のアップデートや各社への営業支援活動、CSをはじめとする伴走支援などを行っています。また、ユーザー同士が自ら作る情報共有コミュニティが豊富に存在したり、エンジニア同士が情報共有できるサイトなどもあり、こうした活動もエコシステムを支える一つの重要な取り組みです。
進化を続けるサイボウズのエコシステム
AIの活用やグローバルへの展開、地域や業界特有のニーズへの対応など、常に新しい変化が起きているグループウェア市場。その中で、サイボウズはエコシステムの仕組みや各社との役割分担を継続的に進化させています。世界をチームワークであふれさせるために、サイボウズが今後どのような挑戦をしていくのか、そしてその中でエコシステムがどのような役割を担うのか。詳しく紹介しているページもぜひご覧ください。